
こんにちは。大関です。
本日4/10は日本で記録された最古の日食があった日です。
西暦628年にあり、日本書紀にその様子は記録されているようです。
日食の時は地球と太陽の間に月が入り込むため、短時間ですが太陽の影響が地球に届かないということがあるのかもしれません。
今年(2025年)は一部界隈では夏場に巨大な太陽嵐が起こり、人類に大きな影響があるのではないかと噂になって盛り上がっています。
ということで太陽嵐について説明します。
太陽嵐はどのようにして起こるか

太陽は同じ等級の星の中ではとても穏やかな星ですが常に活動しており、11年周期で大きく変化する強い磁場も持っています。
そしてたまにフレアと呼ばれる荷電粒子をともなう大きな爆発を起こします。
この爆発で放出される荷電粒子の流れを太陽風と呼びます。
太陽風にさらされると普通その星では生物は生きていけません。
しかし強い磁場を持つ星は、その磁場によって荷電粒子を反射することできます。
地球には強い磁場があり、太陽からの太陽風や宇宙の放射線から守られています。
ですが時おりとても大きな爆発が太陽表面で起こり、普段では考えられないような荷電粒子が地球に降り注ぐことがあります。
そういった場合には地球上の電化製品や宇宙空間に漂う人工衛星に影響を与える場合があります。
こうした被害をもたらす現象を太陽嵐と呼びます。
電化製品や人工衛星に被害を与えない弱い太陽風は地球の磁場の流れに沿ってオーロラとなって地球に降り注ぎます。
太陽風のような現象は今までも度々起こっています。
古代ローマの文献にも空が急に赤くなったことで近くの「オスティア」という町が火事になったと勘違いして消火に向かったという記述もあります。
今よりも解明されていない自然現象が多かった古代では急に空が赤くなったら火事と思っても仕方ないですね。
太陽嵐が人体や生活に与える影響とは

太陽嵐が地球上に与える影響で一番大きな問題はやはりコンピューターに不具合が起こることです。
実際に1989年にカナダのケベック州で全ての変圧器が故障し、数百万人の家庭の電気が止まったことがありました。
また人工衛星は軌道を外れたため人工衛星を探して、再度軌道に乗せなければならなくなりました。
1989年に起こった9時間の太陽嵐で、今ほどコンピューターに依存していなかった時代ですが損害は数百万ドルにもなりました。
もし今年大規模な太陽嵐が起こったらどんな損失になるのか想像もできませんね。
そして人体にも影響があると考えられています。
太陽は11年周期で磁場が大きく変わると前述しましたが、太陽の活動が活発な時は救急隊の呼び出し件数は20%ほど多くなるといいます。
理由として考えられているのは人間の体は細胞に起こる電気の信号によって動かされているため太陽からの強力な荷電粒子の影響を受けるからというものです。
また気圧が変化するために不調になるという原因も考えられます。
太陽嵐を受けると地球の大気の温度がわずかに上がり、そのために大気が膨張し気圧が下がるために体調を崩すという説です。
この人体への影響には反論もあり完全に解明されているわけではないですが、こういった影響があるかもしれないと考えて対策することはとても大事です。
その対策は睡眠時間をしっかり確保して栄養のあるものを食べるということです。
そしてWORKOUTをして体の老廃物を出すことが大事です。
ということでWORKOUTを継続していきましょう。
