こんにちは、東です。
前回の【 忙しいあなたへ!つねに高いパフォーマンスを発揮する食事術!】で3大栄養素が高いパフォーマンスを保つには必要だとご理解いただけたと思います。
今回は3大栄養素の役割をひとつひとつみていこうと思います。3大栄養素の役割がわかると、あなたの食事も大きく変わるでしょう。
3大栄養素をどれくらいとればいいか知りたい人は
【後編】カロリーとはなに?単位や計算のしかた・管理アプリ
を参考にしていただければと思います。
1.炭水化物は脳と筋肉を動かすためのガソリン
炭水化物は体内で分解されると脳や筋肉を動かすエネルギーになります。しかし、とりすぎると脂肪として体に残ったり、糖尿病のリスクが上がるので適量をとるようにしましょう。
炭水化物はご飯や小麦粉に多くふくまれているので、現代人はとりすぎに注意することが大切です。
2.筋肉、皮膚、髪の毛の原料!たんぱく質
たんぱく質は身体のさまざまな部分の原料なので、不足すると危険です。たんぱく質を十分にとることで若々しい身体を保つことができます。特に筋トレには欠かせない栄養素ですね。
3.脂質はワルモノではない!?脂質が担う大きな役割
脂質は大きく分けて「飽和脂肪酸」と「不飽和脂肪酸」にわかれます。「飽和脂肪酸」はバターや肉類、スナック菓子などに含まれていてとりすぎると肥満や心筋梗塞など身体に悪影響を及ぼします。
一方「不飽和脂肪酸」は以下のような機能があります。
・炭水化物と同様身体のエネルギー源
・細胞壁・ホルモンの原料
・体温調整
「飽和脂肪酸」を減らし、「不飽和脂肪酸」をしっかりとることで身体の機能が正常に働きます。「不飽和脂肪酸」は魚やオリーブオイル、くるみなどに含まれるので積極的にとりましょう。
今回は三大栄養素についてお話してきましたが、近年では3大栄養素に4つの栄養素を加えた「7大栄養素」が注目されています。そこで次回は「7大栄養素」についてご紹介していきます。さらに4つの栄養素を理解してパフォーマンスの高い身体をつくりましょう。