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筋肉痛が苦手なあなたへ!まずは筋肉痛のメカニズムを知ろう!

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こんにちは、東です。
先日ダンベルを新しく買い、モチベーションアップしながら筋トレに精をだしております。筋肉にしっかり負荷をかけられて筋トレが楽しいのですが、1つだけ困ったことがおきています。

「筋肉痛がひどくてつらい・・・」

筋肉痛があるということは筋肉をしっかり鍛えられている証拠なので嬉しいのですが、仕事に支障があるくらい痛いので困っています。

思い返してみると、1年前に筋トレを始めたときも筋肉痛に悩んでいました。使い慣れていない筋肉を鍛えたり、負荷をあげたりすると筋肉痛は強く出ます。時には日常生活や仕事に支障がでるほど痛いこともあります。

筋トレを継続するためにも筋肉痛のメカニズム、予防法、対処法を知ることはとても大切です。わたし自身も改めて勉強しなおしたので、ぜひ参考にしていただければと思います。

 

1.乳酸がたまると筋肉痛になるは間違い!?

「乳酸がたまると疲労感や筋肉痛を感じる」
わたしが子供のころは両親やスポーツのコーチにこう教わっていました。

しかし現在ではこの理論は誤りとされています。現在も医学的にメカニズムは解明されていませんが、主流となっている説が次の「筋繊維の損傷に伴う炎症説」です。

 

2.筋繊維が損傷し、炎症が生じると筋肉痛になる

筋トレを行い負荷をかけると筋繊維が傷つきます。筋繊維自体には痛覚がないためこの時点で痛みはでません。

傷ついた筋繊維を修復するために白血球を中心とした血液細胞があつまり、炎症物質が筋膜を刺激することで痛みが出ます。筋肉痛が遅れて出てくるのもこの説だと納得がいきますね。

 

3.筋肉痛になりやすい筋トレを知っておこう!

筋トレには以下の3種類があります。
・伸びながら力を発揮する運動 :ダンベルをおろす、階段をおりるなど
・縮みながら力を発揮する運動 :ダンベルを持ち上げる、階段をあがるなど
・伸縮なく力を発揮する運動 :空気椅子、手を合わせて押しあうなど

この中で「伸びながら力を発揮する運動 」が一番負荷がかかり、筋肉痛をひき起こしやすいです。この運動を急激に行うとケガや強い痛みの原因になるので注意しましょう。

 

今回「筋肉痛のメカニズム」についてお話しさせていただきました。次回は「筋肉痛の予防法」について紹介していきます。