筋トレによる脳内麻薬でポジティブになり私生活を充実させよう
刀根(とね)です。
昨日、フローリングで腹筋をしていたら「頭の油が床につくから腹筋するな!」と嫁に怒号を浴びせられ、今日は頭を床につけずに腹筋を30回やりきって、気分が爽快です。笑
ただ、本来腹筋は頭は床につけずに、体も起こさずやるのが正解だそうで、正しいやり方でした。
ところで、筋トレをすると気分が爽快になるのはどうしてでしょう。
それは筋トレをすると筋肉がつくだけではなく、脳内麻薬によりポジティブ思考になるからだそうです。
今回は、筋トレと脳の関係について紹介します。
1.筋トレをするとポジティブになる理由は脳への刺激にあり?
筋トレをするとポジティブになれるという話をよく聞きます。
筑波大学に設立された、「ヒューマン・ハイ・パフォーマンス先端研究センター」のセンター長の征矢英昭(ソヤ ヒデアキ)教授によると、運動により脳の認知機能が高まる研究結果を報告しています。
確かにわたしも普段運動をしていると、ひらめきが出てきたりいやな感情も忘れたりします。
その原因には、「脳内麻薬」と呼ばれるものが関係するそうです。
2.幸せを感じる物質!脳内麻薬とは
脳内麻薬とは、モチベーションや精神の安定、生きる意欲にかかわったりする脳内でつくりだされる20種類以上の物質のことをいいます。
今回、代表的な物質についていくつかご紹介します。
① 感情や気分をコントロールするセロトニン
神経伝達物質のひとつで、イライラや、やる気がないときなどに、感情や気分のコントロールがしやすくなります。
② 交感神経を活発にするアドレナリン
神経伝達物質のひとつで、交感神経を働かせるホルモンです。
交感神経とは、臓器を直接的に支配する自律神経です。
興奮状態のときに分泌されて、いつも以上の力を発揮したい場合に効果を発揮します。
③男性にとってはうれしい テストステロン
男性ホルモンのひとつです。
筋肉の形成、性欲、体毛などに深くかかわっています。
テストステロン量の多い男性はモテやすい!?ともいわれています。
④ 心地よさをを提供するドーパミン
神経伝達物質のひとつです。
快感や意欲・幸福感などに深い関わりがあります。
⑤ 癒しの感情が得られるエンドルフィン
幸せ感を高めてくれるホルモンです。
いつまでも健康で元気に生きたい方は高められるとよいです。
3.ポジティブな感情を得るためのオススメの筋トレ
ポジティブな感情を得やすくためには、有酸素運動をしてからの筋トレがおすすめです。
まずはランニングなどの有酸素運動で脳を活性化し、そのあと無酸素運動をすると脳内ホルモンがより出やすくなります。
無酸素運動はたくさんの部位が鍛えられる筋トレがおすすめです。
ジムでやる場合、ベンチプレスで上半身をまとめて鍛えるのがおススメです。
また家でやる場合は定番の腕立て、腹筋、背筋、スクワットの基本的な4つの筋トレがおすすめです。
この筋トレでほとんどの筋肉を動かせます。
それぞれ30回づつやったとしても10分もあれば完了ですね。
4.WORKOUTで体も心も鍛えることで私生活がもっと楽しくなる!
「わたしはまぎれもないネガティブ思考だ!」と思っている方へ、たくさん本を読みあさったり、無理に意識を変える必要はありません。
ぜひ筋トレをしましょう。
脳内物質を生み出すことで、意識せずともポジティブシンキングになることでしょう。
さらに筋肉もつくため一石二鳥です。
3カ月も継続したら「とってもポジティブですね!」と言われる日がやって来るかもしれませんね。