マッチョな坊さんが活躍する静岡の伝説

こんにちは。大関です。

WORKOUTをする目的には見た目の美しさや健康の他に【強くなる】という事もありますよね。

しかし、日本の伝説や神話などでは単純に体を鍛えて強くなった人の話よりも神通力や超能力を持った人が活躍する話が多くあります。


例えば、陰陽師の安倍晴明や多数の話を聞き分けた聖徳太子などです。

神通力や超能力は真似ができないのでWORKOUTをした先に、神話になったような話はないかと思い調べてみました。

天狗の詫び状

天狗の詫び状とは静岡県の佛現寺(ぶつげんじ)に保管されている長さ3m、幅30cm程の紙に約2900文字が書き込まれている巻物です。


しかしこの巻物に書かれた文字はこの世に存在するどの文字にも該当せず、1文字も解読されていません。

たぶん小学校の時に「俺らだけの文字作ろう」と言って作ったはいいが読み方忘れたやつだと思います。

この巻物が詫び状と言われているのは巻物と一緒に伝わった伝承に原因があります。

1600年代中期に静岡県の柏峠という所に天狗がおり、峠を通る旅人や付近の住人に悪さをしていました。

困った人々は怪力で知られた佛現寺の住職に相談すると住職は1人で柏峠に乗り込み、天狗の鼻を掴んで捻り倒してしまいました。

鼻に握撃はシャレになりませんよね。

その後、驚いた天狗は1本の老松に飛び乗り逃げようとしますが、住職が呼んだきこりが老松を切り倒して捕まえようとします。

その瞬間、一陣の風が吹き巻物が落ちてきたという事です。

という事で巻物の内容は住職を恐れた天狗が書いた詫び状だろうという事です。

現在、この詫び状は一般公開されていないのですが、静岡県の「和洋御菓子 玉屋」というお店の「天狗詫状」という巻物型の羊羹の包み紙に写しと解説が記されています。

この記事を読んで詫び状が欲しくなったけど、羊羹は糖質が高いからプロテインの包み紙ならよかったのにと思った、旅行の帰りの荷物のかさばり方を理解していない人は、WORKOUTも計画を立てて行っていきましょう。