非ニュートン流体 鍛え抜かれた烈海王のように水を走る方法

こんにちは。大関です。

マンガの【バキ】シリーズには、中国拳法の使い手の「烈海王」という人気のキャラクターがいます。

このキャラクターは死刑囚の「ドイル」をかついで、川の向こうに渡ろうとした際、遠くの橋を通過するのではなく、最短距離の川の上を水上歩行します。

水に沈むよりも早く、次の1歩を踏み出すことで「問題ない!!15mまでなら!!」ということです。


バジリスクというトカゲは、実際に水上歩行できる生き物ですが、人間でやった人は烈海王が初めてかもしれません。

そんな水上歩行を行える物質が世の中にはあります。

非ニュートン流体は時には固く、時には柔らかくなる


非ニュートン流体という物質をご存知でしょうか。

この物質は勢いよく叩くと、弾力性のある壁のようにぶつかってきた物体を通しませんが、ゆっくり押すとまるで水に沈んでいくように押した物体は通過していきます。

つまりぶつかってきた物体が早ければ固体のようにふるまい、ゆっくりならば液体のようにふるまうということです。


これは好きな女の子にLINEを送った時に未読スルーで、「きっと忙しいんだな」と思わせるふるまいをしながら、Instagramのストーリーはバンバン更新してるというふるまいと同じくらい真逆のふるまいですよね。

この時の心の痛みは出産の痛みと一緒かもしれません。

こんな非ニュートン流体ですが、実は簡単に家庭で作ることができ、同じ要領のジャガイモでんぷんと水を用意して混ぜ合わせるだけでできます。

非ニュートン流体は簡単に作れ、大量に作ればその上を走った時に沈むことなく渡り切れます。

反対にゆっくり歩くと簡単に沈んでしまいます。

ガリウムの紹介記事でも書きましたが、WORKOUTをする時に「こんなことできるぜ!」みたいなはったりから初めてもいいと思います。

非ニュートン流体で楽しみながらWORKOUTを始めてみてはいかがでしょうか。