こんにちは。大関です。
前回、前々回は天然理心流・一刀流をご紹介してきましたが、今回は神道無念流のお話です。
天然理心流の記事はコチラ
一刀流の記事はコチラ
神道無念流は新選組の隊士が「一番強かったのは誰ですが?」と聞かれた時に真っ先に名前がでる、永倉新八が使いこなした剣術です。
マンガ「ゴールデンカムイ」の永倉新八しか知らない人は、老齢でありながら自ら狙撃されるかもしれない女性の役を買って出て、頭からすっぽり布をかぶり顔を隠してスナイパーに狙撃させるのですが、見せる必要のない化粧をばっちりキメているお茶目なおじいちゃんのイメージだと思います。
しかし、新選組で1番の剣の使い手です。
他にも芹沢鴨・新見錦・伊東歌詞太郎・平間重助。
じゃない、伊東甲子太郎・平間重助という隊士が扱っていました。
神道無念流の流れ
神道無念流は1781年に福井嘉平によって創設され、抜刀術など居合も含めた剣術です。
上段の構えから、肘を狙った逆袈裟の抜き付けの技が多いので肩回りを鍛えるWORKOUTには最適だと思います。
刀を上げて相手の上半身を切りつける豪快な剣術なので、芹沢鴨の暗殺の地の八木邸には、暗殺者に狙われた芹沢の振り下ろそうとした刀が、天井の梁に当たってしまい、暗殺者を退けることができなかったというエピソードを持つ刀傷が、今も残っていたりもします。
神道無念流は桂小五郎や次の1万円札になる渋沢栄一も学んでいたということなので、肩回りを鍛えたい方は神道無念流を学んでみてはいかがでしょうか。