こんにちは。大関です。
WORKOUTをしているとたんぱく質の補給は大切です。
なのでお肉を提供してくれるお店をいろいろ知っていくのは重要ですね。
最近、youtuberさんが取り上げることによってお店が繁盛するということも珍しくなくなってきました。
昔はおもいっきりテレビや発掘あるある大事典で取り上げられた食材が、翌日スーパーから消えるという現象が起きましたが、今はyoutubeがそれを担っています。
今回は昨今の自粛にも関わらず、繁盛していたお店のお客さんに対する態度に感動してyoutubeで取り上げたのが逆効果になってしまったというニュースが最近流れたお店の話です。
そのお店は奈良にある、とんかつのお店「まるかつ」です。
おうちで ごはんがたべられない こ は ここで たべられるよ
「まるかつ」では上記のような貼り紙があり、漢字が読めない子供も意味がわかるようにしています。
そして他の貼り紙にも
「お子さんにおいしいものを食べさせてあげたいのに、ご事情があってむずかしいときなどは、コソッと店長に相談してください。」
「そのときは、店長のおごりで、コソッと無料でお腹いっぱい食べてもらいます。」
というように貼ってあります。
店内で無料で食べるのは気が引けるという人のために、お弁当も用意しています。
これは店長の金子さんが日本の子供の貧困を調べていたことと、北陸が豪雪に見舞われた時に、石川県・福井県の人に奈良に来た際にはとんかつ半額で提供しますという行いをして喜ばれたことがきっかけに始めたようです。
素晴らしいプロジェクトですね。
そしてお店の告知のためなどではなく、奉仕精神で行っていたことがyoutubeで取り上げられ、あきらかに困ってなさそうな人が来店して無料で注文しているというのが最近ニュースになっていました。
この記事を読んだ人で困っていない人は、ちゃんとお金を払っておいしくとんかつを食べましょう。
実際にこんなとんかつなら、有料でぜひ食べたいという圧倒的多数のファンに支えられているということです。
そして金子店長はお客さんに楽しんでもらえる仕掛けを、様々用意しています。
まずは料理を提供するまでの時間に「店長からの挑戦状!」としてクイズの貼り紙があり、最後の問題は店長の好きなひらがなは?という誰得なクイズになっています。
そしてレジ横で販売されているまるかつグッズ、「まるかつ缶バッジ」。
これは普段は3億円で売られているものが本日限り300円と貼り紙に書いてあります。
これは買うしかありませんね。
そして去年の外出自粛が始まった時も、お持ち帰りのみの販売に切り替え、「店長からの賄賂でございます。」と書いたクーポンやメニューや店長の手紙などを入れた封筒を渡しました。
それからTwitterに「お持ち帰りに切り替えたために不安になった店長がお客様を買収し始めました」と投稿し、「買収されにいくぞ」と反響がありました。
少しでもお客さんに笑ってもらいたいと思って努力を惜しまない姿勢が素敵ですね。
賄賂を渡すときも「お代官様、賄賂でございます」と言って渡していたようです。
この店長さんのお客さんとの距離感の感覚がやばいですね。
普段から交流会でもしてコミュニケーションをとっているかのような親密な関係を、あっという間に作ってしまいます。
金子店長には飲食経営のノウハウだけじゃなく人間関係のノウハウも講演会などで語ってもらいたいですね。
大関も奈良に行くときは「まるかつ」に行き、有料でとんかつを食べようと思います。
とん活をしようと思っている方は「まるかつ」に行ってみてはいかがでしょうか。