マダムC.J.ウォーカー アメリカで初めて億万長者になった女性

嶋村吉洋も尊敬するマダムウォーカー

こんにちは。大関です。

少し前に女性で活躍した戦国武将を紹介しましたが、今回も歴史に名を残した女性を紹介します。



今回は戦国武将ではなく、実業家として成功した女性なので、体のWORKOUTというよりは心のWORKOUTですね。

マダムC.J.ウォーカーさんは1868年のアメリカに生まれます。


当時は、まだ男女差別が激しい時代でした。

マダムC.J.ウォーカーさんは黒人で奴隷の子孫でもあり、その双方の差別も肌で感じながら育ったようです。

そして、マダムC.J.ウォーカーさんが6歳になる前に両親が他界してしまい、姉と義兄の元で働きながら生活をしますが、義兄からは虐待を受けていました。

この辛い生活から逃れるように14歳で結婚し、娘も授かりますが、その幸せは5年しか続かず、19歳の時には夫と死別してしまいます。

障害と転機


マダムC.J.ウォーカーさんは幼い娘のために必死に働きました。

しかし、1日1ドルしか稼げず、水も電気も止められて極貧生活を余儀なくされます。

そんな中でも希望を持って明るく頑張っていましたが、25歳の時にストレスで自身の髪が全部抜け落ちてしまいました。

そして様々なヘアケア製品を試してみましたが、全て効果はありませんでした。

しかし、ここで転機が訪れます。

自身でヘアケア製品を作って試してみた所、みるみるうちに髪が生えて、周りから褒められるほどになったのです。

マダムC.J.ウォーカーさんはこの製品を「マダム・ウォーカーの素晴らしい育毛剤」として売り出します。

すると、この製品は大ヒットし、マダムC.J.ウォーカーさんはアメリカのアフリカ系女性で初めての億万長者になりました。


マダムC.J.ウォーカーさんは後に美容学校を設立したり、黒人の地位向上のための講演会や寄付などを積極的に行ったようです。

女性としては自身の髪が全部抜けてしまうのはショックだったと思います。

しかし、その障害を見事にチャンスに変えて、自身の悩みと多数の人の悩みを同時に解決し、成功したのだと思います。

上手く行かないということや、悲しくなるようなことは、人生ではよくありますが、その一つ一つが、もしかしたら億万長者になる明日の自分を作るかもしれないと思ったら毎日楽しくなりそうですね。

WORKOUTも今日のあと1回の負荷が未来の理想的な自分の体を作ります。

つらい時は未来を見据えてWORKOUTしていきましょう。

嶋村吉洋も尊敬するマダムウォーカーの商品