こんにちは。大関です。
今回は、純粋なボディビルダーの紹介です。
主にアメリカで開催される、ミスター・オリンピアというボディビルの大会があります。
その大会で『神話』として語られる「セルジオ・オリバ」について書いていきます。
セルジオ・オリバは漫画『グラップラー刃牙』シリーズで登場するビスケット・オリバのモデルと噂される人物です。
ビスケット・オリバはアメリカの最高峰のセキュリティの刑務所にいながら、アンチェイン(繋がれざる者)として悠々自適な生活をしていた、という人物です。
マッチョが多数登場する『グラップラー刃牙』シリーズの中でも自身の筋肉に絶対の自信を持っているキャラクターです。
セルジオ・オリバの経歴
セルジオ・オリバは1941年にキューバのサトウキビ畑を営む夫婦の元に生まれました。
そして16歳で戦争へ。
無事帰還してからは特に何もすることはなくキューバのビーチをブラブラする毎日を過ごしていたようです。
しかし、ここでプロの重量挙げ選手のマネージャーと知り合います。
このきっかけで体を鍛えてキューバの重量挙げの選手になりました。
ただ、重量挙げの選手になるためにしたトレーニングの期間はなんと半年。
短期間で自身を追い込み結果に繋げ、すごいですね。
そして大会前日にアメリカに亡命してしまいます。
理由は自由を求めて。
『グラップラー刃牙』シリーズのビスケット・オリバ同様、自由人でまさにアンチェイン(繋がれざる者)です。
その後ボディビルダーを目指し、働いた後に3時間のトレーニング、さらに語学を勉強するという下積み時代に入ります。
その努力が実り、ボディビルダーの最高峰のミスターオリンピアの大会で1967年~1969年まで3連覇を成し遂げました。
ちなみに1969年は俳優や実業家、そして元カリフォルニア知事として活躍した、アーノルド・シュワルツェネッガーも出場していましたが、セルジオ・オリバに破れました。
ただ、アーノルド・シュワルツェネッガーは1969年以外は、出場した年は必ず優勝してます。
なのでセルジオ・オリバが唯一負けた人物がアーノルド・シュワルツェネッガーになります。
そんなセルジオ・オリバは形の良い見事な筋肉を持ち、漫画の『グラップラー刃牙』シリーズのビスケット・オリバそっくりです。
実際は、セルジオ・オリバにビスケット・オリバがそっくりなのですが。
ビスケット・オリバを最初に見た人は「こんな筋肉のダルマみたいな人いるか?」と思うかもしれませんが、セルジオ・オリバを忠実に再現しています。
セルジオ・オリバの人間離れしたエピソード
その鍛え抜かれた綺麗なプロポーションで『神話』と言われるようになりますが、この人にはさらに神話になるエピソードがあります。
ある日、セルジオ・オリバは奥さんと夫婦喧嘩をしてしまったようです。
そして奥さんを平手打ちしてしまいました。
すると奥さんは激昂し、38口径の銃を取り出します。
ビスケット・オリバの彼女のマリアのように、気性が荒い奥さんだったかもしれません。
そして、セルジオ・オリバは5発のさまよえる蒼い弾丸を受けてしまいました。
撃たれたセルジオ・オリバは救急車を呼ぶわけでもなく、「息子を頼む」とだけ言い、自力でマンションの3階から降りて車に乗り、自分で運転して病院に向かいました。
そして入院しますが、3週間という短期間で退院します。
漫画のように筋肉の分厚い壁が内臓を守ったんですね。
奥さんのキャラまで、漫画に反映されているんだなと思うと、漫画『範馬刃牙』でビスケット・オリバと刃牙が戦うストーリーも、少し違った視点で読めて楽しいと思います。
そしてボディビルダーを引退した後のセルジオ・オリバは警察官になりました。
犯人は絶対に逃げられませんね。
警察官時代も14時間勤務のあとにトレーニングなどのメニューをこなしていたようです。
夏も終わり、服が厚着になって体型が隠れる季節になってきましたが、油断せずにWORKOUTをしていきましょう。
出典:芳賀セブンの部屋 伝説の男セルジオ・オリバの紹介のページ