出典:ciatr 『風の谷のナウシカ』巨神兵は神か兵器か?9つの観点から謎多き存在を解説してみた
こんにちは。大関です。
今まで軍人さんや戦国武将など、最強の人々をWORKOUTという名の下に紹介してきました。
今回は、みんな幼い頃から見ているであろう、ジブリの作品に出てきた強キャラです。
かなり古い作品ですが、金曜ロードショーなどで繰り返し放送され、今でもたくさんの支持を集める『風の谷のナウシカ』の中に登場した「巨神兵(きょしんへい)」について紹介します。
風の谷のナウシカに登場する巨神兵
風の谷のナウシカは1982年に原作となる漫画が発売され、そこから現在まで、ジブリの人気作品となっています。
巨神兵は主人公の少女ナウシカが生まれる約1000年前に、当時栄えていた高度産業文明をあっという間に滅亡させた【火の7日間】を勃発させた巨大な生命体です。
この戦いにより世界は1000年間におよぶ、「腐海(ふかい)」と呼ばれる人体に有毒な菌に覆われる世界となってしまいます。
その後ナウシカの生きる1000年後の世界で、生きたままの巨神兵の繭が発見されるというところからこの物語は発展していきます。
そして劇中の巨神兵は繭から復活した際には、体がドロドロで未熟な状態でした。
そこに腐海に棲息する危険な生物の「王蟲(おうむ)」が現れます。
巨神兵はその王蟲に対してプロトンビームと呼ばれる光を放つのですが、その威力は核兵器に匹敵すると言われています。
また映画での巨神兵は光る槍のような棒を持つ巨大な立ち並ぶ人影か、ドロドロの体を持つ未熟な状態の描写のみでした。
しかし、漫画の方の巨神兵は緑色の大きな目に発光する棘のようなものを複数持ち、鋭く長い牙を持っています。
そして漫画版の巨神兵は、世界再建を目的に造られた人工生命兵器というという経歴がわかっています。
というのも、巨神兵が火の7日間で消滅させた旧世界は、有毒な大気や凶暴な太陽光、枯渇した大地にくわえて、様々な問題が次々に起こる世界で、人間同士の話し合いによっての解決は不可能と考えた人類が、世界をスクラップ&ビルドするために巨神兵を造ったということです。
なので巨神兵には新しい世界を創るための強力な武力を備えさせたということです。
今の世界が、風の谷のナウシカの旧世界のような末期状態になってしまったら、人類は巨神兵のような破壊兵器を造ってしまうかもしれない、という厨二ムーブをこの記事を書いている時についつい起こしてしまいました。
まずはWORKOUTをして様々な人の役に立つという優しい世界を創っていきましょう。