こんにちは。大関です。
WORKOUTに限らず、仕事も一生懸命にこなしている人にとっては、サウナは憩いの場所だと思います。
WORKOUTは脳をリセットし、集中力を回復するのに一役買ってくれます。
しかしサウナに入って水風呂、外気浴というサイクルをすると、頭もすっきりし、仕事にもまた情熱を持って打ち込むことができます。
そんなサウナ好きの人に、おススメの場所があります。
前回のコチラの記事は覚えているでしょうか?
この記事の中では、世界で一番危険な山として中国の「崋山」を紹介しました。
今回は世界で一番危険なサウナと題して、エチオピアにある「ダナキル砂漠」を紹介します。
美しい湖を望んで極限の体験ができるダナキル砂漠
砂漠と聞くと、乾燥した大地で湿気は全くないように感じると思います。
しかしダナキル砂漠には湖があり、その湖がこの世のものとは思えないくらいの美しさです。
しかしその湖は硫酸でできており、有毒ガスが周りを立ち込めています。
ダナキル砂漠は地球上で平均気温が最も高い場所で、ギネスに「人類が住めるもっとも暑い場所」として登録されています。
冬の朝は、日本では息が白くなるほど冷えますが、ダナキル砂漠では37℃を下回ることはありません。
また夏は40℃以下にはならず、50℃近くになることもあります。
そして活火山のエルタ・アレ山やダロール山があり、その火山が間欠泉や溶岩流、硫酸の湖を作ります。
緑色の有毒な湖、オレンジの岸、塩の柱、ひび割れた赤土は、まるで火星のような景観で、このような過酷な気候でも観光客は絶えないようです。
しかし、ここはかつて海だったようです。
それは石化したサンゴが発見されたことからわかります。
また、ダナキル砂漠にはみんなのお母さんが住んでいたかもしれません。
1974年、古人類学者のドナルド・ジョハンソン氏が、この地でアウストラロピテクスの化石を発見しました。
このアウストラロピテクスは、「ルーシー」と名付けられます。
ちなみに2021年10月16日にケープカナベラル空軍基地から打ち上げられた、「ルーシー」という探査機は、このアウストラロピテクスのルーシーから名前をとっています。
ルーシーが生きていた時代は300万年以上前と言われており、人類の共通の祖先はもしかしたら、このルーシーかもしれません。
ダナキル砂漠に行ってみたくなった方は、フェイスマスクをつけて行ってみてください。