こんにちは。大関です。
もうだいぶ涼しくなり、夏の足音ははるか彼方に去ってしまいました。
また夏の足音を聞くのはだいぶ先ですね。
夏には色々な名物がありますが、やはりみんな大好きな夏の楽しみ方と言えば、怪談ではないでしょうか?
しかし、気になることがあります。
怪談話を聞いていても、その話の主人公や霊にWORKOUTをしているという設定の人物や、体を鍛えているという設定の人物、廃病院はあっても廃ジムは無いということです。
ジムは霊の吹き溜まりにならないのでしょうか。
そこで怪談話にWORKOUTをしている人の設定がない理由を考察しました。
青山霊園
東京都内にある青山霊園は、実は有名な心霊スポットです。
青山霊園は1872年に開園され、最初は神道という流派のみを扱った墓地でしたが、1926年に日本で初の公営墓地となりました。
有名な人のお墓もたくさんあり、歴代の内閣総理大臣が何人も眠っています。
さらに忠犬ハチ公もここで眠っているということです。
そして心霊現象に関してはかなり有名な話なので、聞いたことがある人も多いと思います。
話の内容は、この近くでタクシーが女性を乗せたところから始まります。
行き先を尋ねると、「青山霊園」と答えます。
夜も遅い時間だったので、おかしいな~怖いな~と思ったタクシー運転手でしたが、青山霊園まで運転します。
そして青山霊園に着いた時に「到着しました」と、後ろを振り向くと女性の姿はなく、シートが濡れていたという話です。
この話を聞いた時、WORKOUTをしている人なら、そんな短い距離なら歩くまたは自転車で移動してしまうため、WORKOUTをしている人の霊は現れないのだと思います。
エスカレーターか階段の選択肢しかない時は、間違いなく階段を選ぶWORKOUT民が、近距離でタクシーか徒歩でタクシーを選ぶはずはありません。
ということで、青山霊園の近くに生前WORKOUTしていた経歴を持つ人の霊もいると思いますが、そういう人はたぶん歩いてさまよっているはずです。
しかし、青山霊園近くにはビックリマークの標識が多く設置されているようです。
普通、ビックリマークの表札はビックリマークの下に注意するものが文字で書かれています。
しかし、ビックリマークのみの標識が置いてある場合「書けないもの」に注意する必要があり、それは悪霊であるという噂があります。
青山霊園の近くをよく通る人は気をつけてください。
百物語
オチがおもしろい怪談としては百物語のパロディのような話があります。
この話は百物語という遊びをしようとA君が友達に誘われるところから始まります。
百物語とは数人で輪になって座り、夕暮れにろうそくの火を囲んで、怪談話を全員で100個話し、100個目の話が終わったあとには何かが起きるというものです。
これを友達数人でやろうということになったA君は、しぶしぶ参加することにします。
場所は友達のB君の家。
B君はお金持ちで50階の高層マンションに住んでいます。
いざ、怪談話が始まり、最初は和気あいあいとした雰囲気で話していた一同でしたが、徐々に背中に寒気も感じ異様な雰囲気になります。
そして99個目の話が終わった時に大きな地震が起こります。
高層マンションはかなり揺れ、テレビを見ると避難警報が出ています。
B君のご両親はすぐにA君を含めた友達の親に連絡をし、近所の学校の体育館に避難することを伝えてくれました。
準備を終えてマンションから降りようとしても電気系統は止まり、エレベーターは使えません。
仕方なく階段で降り、車の前でB君のお父さんが1言「車のキー忘れた」というそっちの階段話かというオチのネタ話があります。
これも怪談話と言いつつ50階までこれから階段を昇らなければならない恐怖を描いた話ですが、WORKOUTをしている人からすると、前述のようにご褒美です。
何もゾッとする要素は無いんですね。
むしろA君がWORKOUTをしている人なら率先してキーを取りに行きます。
ということで怪談話にはWORKOUTをしている設定の人がいないんですね。
怪談話にはWORKOUTは相性が悪いですが、現実の世界では健康になったり人によってはモテたりするのでWORKOUTを継続していきましょう。