出典:ワクセル公式サイト
こんにちは。大関です。
イライラした時に「物に当たるな」と子供の頃に親に言われた人は多いと思います。
大抵の場合、物に当たっても何も状況は改善しませんし、物に当たって壊れたらそれを片付ける時は虚しさが心の中を支配すると思います。
物に当たると基本的には生産的なことには繋がりません。
しかしワクセルのコラボレーターの『東樹生(あずまじゅせい)』さんは物に当たることがそのまま芸術になり、作品を生み出します。
今回は『東樹生』さんをご紹介します。
その前に、ワクセルのことについてご説明します。
ワクセルに関するテーマの際は毎回説明していますが、ワクセルとは僕の友人の嶋村吉洋さんが主催をしているソーシャルビジネスコミュニティです。
元々僕は友人を介して嶋村吉洋さんと知り合い、WORKOUTという共通点があり懇意にさせてもらいました。
そして現在ではこのブログの執筆者をさせていただいています。
ワクセルには様々な方がコラボレーターとして参画しています。
現役のスポーツ選手もいれば芸術家の方やインフルエンサーの人もいます。
そしてワクセルがイベントを行ったり交流会を行う中で、コラボレーター同士のマッチングも起こり、より面白いプロジェクトに発展することもあります。
今回ご紹介する『東樹生』さんは芸術家として、すでに各方面で活躍している方です。
嶋村吉洋さん主催ワクセルの公式YouTubeチャンネルに出演した東樹生さん
2023年8月31日にワクセルの公式YouTubeチャンネルに『東樹生』さんのトークセッション動画が上がっています。
『東樹生』さんは1998年7月16日に兵庫県神戸市に生まれます。
そして芸術大学で学生をしている時に壁にぶつかったようです。
動画の中では「生活が荒んでいた」と発言しています。
そしてワクセルのトークセッション記事のページにはより詳細が書かれています。
それによると東樹生さんは運動部で元々運動をしていましたが、芸術大学に入りました。
そして周りとはなじめず絵を描いてもうまくいかなかったようです。
それまでは筆を持って絵を描いていましたが、周りからの評価と自身の評価の乖離や、うまくいかない状況に嫌気がさしてキャンバスを殴りました。
動画の中では「カチーン」ときて殴ったとコミカルに話していましたが、実際には相当悩んでいたのだと思います。
そしてある時、頭突きをして失神してしまい、起きた時に芸術的な色彩の模様が出来ており「この手法で行こう」と決めたと言います。
この手法を『東樹生』さんは「アドレナリンアート」と呼んでいます。
作品を作っている時はキャンバスに向かって拳を繰り出し、頭突きをしエルボーもします。
作品づくりのエネルギーは怒りやフラストレーションなど自身の気持ちをそのままぶつけます。
なので「アドレナリンアート」と呼んでいるんですね。
ちなみに動画内で「痛くないんですか?」と質問される場面があります。
『東樹生』さんは「終わってから痛くなるんです。やってる時はアドレナリンで(痛くない)」と発言しています。
動画内では言っていませんが、トークセッションの記事には鼻を何度か折っていることや体に負担がかかっていることも話しています。
しかし辞めようと思ったことはないようです。
「もう沢山だ…!!!もうこりごりだ…!!!幾度もそう思ったハズなのに…もうこんなに戦いたい」という範馬の血が流れているのかもしれません。
そして動画の後半では実際に「アドレナリンアート」を制作するシーンが見られます。
動画を視聴して最初にスタジオがビニールで覆われているのに気が付くと思いますが、動画の後半で実際に作品を作るためだったんですね。
キャンバスに拳を繰り出したり頭突きをしたりするので絵の具が飛び散ります。
そのためにビニールで覆っているというわけです。
実際に作品を作っている場面はカットもされていますが20分以上もキャンバスにぶつかり続けたようです。
キャンバスも柔らかいものではなく、ほぼ木の板ですから相当体に負担がかかると思います。
しかしそれだけの負荷をかけても作りたい作品があるという情熱を見せられたら、感動すると思います。
ただ物に当たるのではなく、自分の気持ちを作品にぶつけて作品を見た人の心を動かす。
これはアートとして成り立っていると思います。
嶋村吉洋さん主催ワクセルの公式サイトで見る東樹生さんの最近の活躍
出典:ワクセル公式サイト
『東樹生』さんは現在では色々な展示会に出展しています。
しかし「アドレナリンアート」で芸術家になると周囲に言った際は猛反対を受けたようです。
しかし「アドレナリンアート」で天下を取るということを目標に活動し、今はアートで食っていけるようになりスタッフも雇えるようになったと言います。
そして今の目標は「令和の豊臣秀吉」になることだと言います。
何も持たず、コネさえなかった自身と豊臣秀吉を重ね合わせ、将来は自身の作品に国家予算に匹敵する価値がつくことや教科書に載ることをヴィジョンにしていると言います。
動画の中でも語っていましたが、「令和の豊臣秀吉」と言っている時に目が一切笑ってなく、本気でそう思っていることが伝わります。
だからこそ『東樹生』さんの周りには「本気なんだな」と感じて茶化すこともなく真剣に力になりたいと思う人がたくさん集まるのかなと思います。
そんな『東樹生』さんの最近の活躍をワクセルの公式サイトで確認することができます。
東樹生(あずまじゅせい)さんが『神戸アートマルシェ』に出展
まずは5月12日~5月14日に神戸メリケンパークオリエンタルホテルで行われた、『神戸アートマルシェ』に出展しました。
この時は客室に作品が飾られ、リラックス空間を彩ったようですね。
東樹生(あずまじゅせい)さんが『新時代』を開催
そしてこちらは『東樹生』さんがメインの展示会の「新時代」です。
8月25日~9月3日まで大阪市のLAUGH & PEACE ART GALLERYで開催されました。
なんと9月2日には吉本新喜劇の座長を務める酒井藍さんとのコラボライブペインティングイベントを行ったようです。
これは盛り上がるイベントだったでしょうね。
ワクセルで取り上げていたイベントは関西で行っているものでしたが、普段は北は東京から南は鳩間島(はとまじま)まで様々な場所で行っているようです。
そして『東樹生』さんの動画やトークセッション記事、公式サイトを見てみてよく出てくるワードに「仲間」があります。
豊臣秀吉は天下人になりましたが、最初は槍を担いだ1兵卒でした。
しかし徐々に功をあげ、仲間を見つけ、兵士を抱えることができるようになって天下人への道が開きます。
芸術は1人で孤独に行うものかなと『東樹生』さんの動画を見るまでは思っていましたが、たくさんの仲間と一緒に制作するんだなと考えなおしました。
そしてWORKOUTやダイエットも1人で行うイメージがありますが、誰かと行った方がうまくいく確率はあがります。
ダイエットなら一緒にトレーニングする日を決めればサボりづらくなり効果が期待できます。
お互いの体重を共有すれば「あいつも頑張ってるから間食をやめよう」と抑止力になります。
WORKOUTならトレーニングの相棒として、そして冷静に自身を見てもらう必要があります。
どの世界でも仲間は必要だなと改めて感じました。
ということでこれからもWORKOUTを継続していきましょう。