出典:福井鉄道200形車両を現役時代の姿に甦らせたい!|ふるさと納税のガバメントクラウドファンディングは「ふるさとチョイス」
こんにちは。大関です。
今回もワクセルの総合プロデューサーの『住谷知厚(すみたにともひろ)』さんが取材をした鉄道についてご紹介します。
ワクセルは様々な人や企業とコラボレートしています。
ワクセル主催の嶋村吉洋さんが様々な人とコラボレートしてきたことでたくさんのプロジェクトを成功させてきたからこそ、ワクセルはコラボレートを大事にしているわけですね。
嶋村吉洋さんは現在では投資家として不動産や株を所有し、映画プロデューサーや書籍の著者としての顔も持っています。
そしてワクセルの主催として現在でもコラボレートを重要視しています。
コラボレーターになる方は既に著名な方もいれば、今から世の中で必要となる業界で知識や技術を持っている方もいます。
たくさんの才能が集まってくるワクセルというコミュニティを作るのはすごいと思います。
そんなワクセルは公式のYouTubeチャンネルを持っています。
そのYouTubeチャンネルに投稿された『福井鉄道』の動画を今回はご紹介します。
大正時代からの積み上げられた歴史が素敵な福井鉄道
出典:福井鉄道・えちぜん鉄道と「駅メモ!&アワメモ!」コラボキャンペーンの話題 | 鉄道ホビダス
現在の福井鉄道は「福武電気鉄道」と「鯖浦電気鉄道」が1945年に合併することによって誕生しました。
しかし、動画内でもあるように福武電気鉄道は大正時代の日露戦争の時代に軍隊を輸送するために作られた鉄道でした。
なので福井鉄道の前身の福武鉄道から数えると100年以上の歴史があるということです。
とてつもなく長い歴史がありますね。
前回、前々回も鉄道に関する記事を投稿しました。
前回は兵庫県を走る北条鉄道、前々回は宮崎県を走るあまてらす鉄道をご紹介しています。
兵庫県の北条鉄道も宮崎県のあまてらす鉄道も走っているロケーションがのどかであったり絶景が楽しめたりする地域でした。
しかし福井鉄道はそういった観光スポットというわけではなく生活の空間を走る電車です。
生活する人が多ければその分収入が見込めそうですが、観光客による収入は減ってしまいます。
どちらにもメリットもデメリットもあるというわけですね。
しかし福井鉄道では福井鉄道自体が歴史があるので、福井鉄道自体が観光スポットになるように努力をしていると言います。
動画の中では「レトラム」という列車について取り上げていました。
このレトラムは1両編成で運行しており、元々はドイツのシュトゥットガルトを走っていた電車です。
その電車を1990年から10年間「土佐電気鉄道」が運用していました。
そして2014年に福井鉄道がレトラムを約7000万円で買い取って、現在運行しているというわけです。
土佐電気鉄道では2000年まで運行していたのですが2014年までの長い間、人目に触れなかったので福井鉄道で披露された時はさぞ盛り上がっただろうなと思います。
ちなみに1990年から日本で運行されていたレトラムは1962年(昭和37年)製造とかなり歴史ある列車ですが、その見た目は近代的で古さは感じません。
しかし当時の技術で製造されているので冷暖房機器が搭載されておらず、春と秋限定での運行となっています。
さらに運転の仕方も独特なようで、限られた運転士の方しか操縦ができないといいます。
もし乗れたらめちゃくちゃレアですね。
気になった方はこの春にレトラムに乗ってみてはいかがでしょうか。
他にも、モハ200系という全面の窓が2枚で構成されるという特徴的でレトロな電車が走っています。
さらに動画の後半にも大正12年に製造され、貨物車両として運用されていた列車が登場します。
この車両はなんと木造で出来ています。
福井という寒い地域で木造は寒そうですが、製造された当時は当たり前の構造だったと思うので歴史を感じます。
現在では貨物運用は終わり、除雪車として活用しているようです。
そして車庫は大正13年に建てられ、当時の福武電気鉄道の運転士や整備士が使用していた建物です。
この車庫は登録有形文化財にも指定されています。
こういった歴史ある列車や建物を現在に残している福井鉄道は素敵ですね。
鉄道同士のコラボレートはとても大変
福井鉄道は2016年に「えちぜん鉄道」と相互直通運転を始めました。
これは鉄道同士のコラボレートですね。
しかし人と人、人と企業、企業と企業のコラボレートに比べて鉄道同士のコラボレートは解決しなければならない課題が多く、大変なようです。
まず線路の幅が同一か?という問題があります。
日本ではJRや多くの私鉄が1067mmですが、1435mmや1372mmの線路の幅を使用している鉄道会社もあります。
この線路幅がもし違っていたら何年もかけて工事をして線路幅を合わせる必要があります。
そして動画内ではホームの高さの違いが一番の障害だったとコメントしています。
ホームの高さが違うことも致命的だと思いますが、なんとそこはえちぜん鉄道の方が高さの違うホームを用意してくれたと言います。
総工費も時間もかかる課題を解決したことによって、住民の方は便利さを受け取ることができます。
こういった企業の努力には頭があがりませんね。
そして今回の動画にはワクセルの総合プロデューサーの住谷知厚さんの他にも出演者がいます。
なんとタモリ俱楽部の鉄道を特集する回の際に出演する『南田裕介(みなみだゆうすけ)』さんが登場し興奮気味に福井鉄道について語ります。
福井鉄道の社員の方も出演しているのですが、その方よりも饒舌に語っています。
南田裕介さんはホリプロのタレントさんのマネージャーをされている方で鉄道好きが高じてタモリ俱楽部でタモリさんと共演をしていた方です。
さらに電車に関する書籍も出版しています。
南田裕介さんのように鉄道をこよなく愛している方に熱烈に語ってもらうと、すごさが伝わってきます。
ぜひ動画を観てみてください。
福井鉄道のグッズも歴史を感じるレトロなものが多い
動画の中では取り上げられていませんでしたが、福井鉄道の公式サイトをのぞいてみると取り扱っているグッズも見ることができます。
前回の記事の北条鉄道では列車のブレーキシステムである制輪子(せいりんし)もお土産として売っていると書きました。
福井鉄道では制輪子は売っていませんでしたが様々な電車の部品を売っています。
まずボールペンやノート、クリアファイル、模型。
これはどこの鉄道会社でも売っています。
鉄道ファンの人は好きな車両が晴天の中を走っている様子がプリントされたクリアファイルなどは欲しいと思います。
福井鉄道で扱っている珍しいグッズはまずはつり輪です。
注意書きで汚れや傷があるかもしれないと書いてあり、実際に使っていたものであることがうかがわれます。
さらにレールの輪切り。
今まで電車を支えていたレールが欲しいという鉄道マニアの方は多いと思います。
さらに古切符も売っています。
現在では販売していない当時の切符が欲しいという方も多いと思います。
収集家にとっては垂涎の品ですね。
これらのグッズは100円や200円、高くても1000円、5000円までで買えます。
ちょっと投げ売りしすぎでは?と感じますが、購入する側からしたら嬉しいですね。
しかし35000円で販売されているグッズもあります。
それがサイドミラーです。
これも実際に使用していたもので限定2つしかないようです。
こういった事情で高額なんですね。
鉄道が好きな方はワクセルの公式Youtubeチャンネルの福井鉄道の動画をぜひ観てみてください。