嶋村吉洋さん(ワクセル主催)がサイバーエージェントの大株主になりました

出典:Wikipedia サイバーエージェントのページ

こんにちは。大関です。

このブログの運営者の『嶋村吉洋(しまむらよしひろ)』さんが2024年11月にサイバーエージェントの大株主になりました。

嶋村吉洋さんはソーシャルビジネスコミュニティ『ワクセル』の主催をしており、映画プロデューサーでもあり、不動産投資もしている方です。

今までのどのように事業を拡大してきたかを書籍にして出版もしています。

そして投資家としてはサイバーエージェント以外にも複数の会社の大株主になっています。

今回はご存じの方も多いと思いますが、サイバーエージェントとはどのような会社でどうやって創業してきたのかをご紹介したいと思います。

サイバーエージェントの藤田晋さんも嶋村吉洋さんのように人との縁によって人生が開けた

ワクセル主催嶋村吉洋さんが大株主になったサイバーエージェント


サイバーエージェントの大株主になった嶋村吉洋さんは人の縁によってコラボレートをして事業を拡大してきたとおっしゃいます。

サイバーエージェントの藤田晋さんもキーマンとなる方との出会いや助言で大きく人生を変えた人物です。

藤田晋さんは福井県出身で青山学院大学に進学しました。

その時の藤田晋さんは優秀な生徒というよりは、バイトと麻雀に明け暮れるごく普通の大学生だったそうです。

2回生の時に留年し、その時にバーでバイトをしていたようです。

そのバーのバイト仲間に1人目のキーマンがいました。

その人は藤田晋さんに「俺は日本一のバーテンダーになるのが夢なんだ。お前は夢はあるか?」と言ってきたそうです。

その質問を聞いた時に「会社を創りたかったんだ」と自身の夢を思い出しました。

夢を思い出した藤田晋さんはバーのバイトをやめて営業のバイトを始めます。

これは「社長はスーツで仕事するからまずはスーツを着る仕事をしよう」という理由からでした。

ここで営業経験を積み、インテリジェンスという会社に就職して営業として働きます。

そして元バイト先の専務が会社を辞めるということを知って連絡をし、「一緒に会社を創りませんか?」と持ちかけます。

専務から了承を得た藤田晋さんでしたが、当時のインテリジェンスの社長であり第2のキーマンである『宇野康秀(うのやすひで)』さんに相談もしていました。

すると宇野康秀さんからは「専務と組むな。お前が社長となれ。俺が50%出資する」と提案を受けます。

藤田晋さんは専務から恨まれることはわかっていましたが、宇野康秀さんの助言通りに起業し社長となりました。

この時に立ち上げたのがサイバーエージェントです。

ただこの時期のサイバーエージェントはネット関連の営業代行を行う会社でした。

藤田晋さんが営業しかやってこなかったからです。

業績は上がりましたが、自社のサービスを持つ必要性を藤田晋さんは感じていました。

そこで「オン・ザ・エッジ」という会社とコラボレートすることを思いつきます。

オン・ザ・エッジの当時の社長は藤田晋さんの第3のキーパーソンとなるホリエモンこと『堀江貴文(ほりえたかふみ)』さんです。

技術力を持っていたオン・ザ・エッジの力を借りてサイバーエージェント創立半年で「サイバークリック」という自社製品を出すことができました。

そしてアメリカでネット関連会社の株価が上がった影響が日本にも訪れ、サイバーエージェントの価値が高騰します。

時代の風雲児となった藤田晋さんは東証マザーズに史上最年少の26歳で上場という快挙を成し遂げました。

たくさんの人との出会いが藤田晋さんの背中を押していたことがわかります。

学生時代から営業で人との距離感を覚え、たくさんの人から応援される人格になっていたからこそ早く結果を残せたのかもしれませんね。

ただ藤田晋さんはここから下積みが始まるのでした。

お金も人も離れつづける3年間を救ったのも人との縁

ワクセル主催嶋村吉洋さんが大株主になったサイバーエージェント

藤田晋さんは東証マザーズに上場し、所有していた個人保有株式も値上がりし26歳で300億円以上の資産を持つまでになりました。

しかしサイバーエージェントが上場した直後、アメリカでのネット関連の株価が暴落し始めました。

それによってサイバーエージェントの株価も一気に暴落し、今まで賞賛していたマスコミも手のひら返しを始めたようです。

それによって社員の採用も親や友人が反対するという理由で内定者が辞退するという現象が起こったようです。

さらに同業の若い経営者から「サイバーエージェントのせいでベンチャーのイメージが悪くなった」と言われたことがあったようです。

業績は上がらず、社員も離れ、藤田晋さんは会社を売却することを考えていたようです。

そしてもしも売るなら創業時に出資をしてくれた宇野康秀さんがいいと考えていたようです。

そして宇野康秀さんにアポイントを取り、売却の話を持ちかけますが「お前の会社なんかいらない」とにべもなく断られてしまいました。

宇野康秀さんからしたら見込んだ男なので奮起して欲しかったのだと思います。

そうこうしているうちに藤田晋さんの耳に楽天の『三木谷浩史(みきたにひろし)』さんが興味を持っているという情報が届きます。

藤田晋さんは三木谷浩史さんのオフィスに行き、サイバーエージェントの現状を話します。

すると三木谷浩史さんは10億円でサイバーエージェントの株を買ってくれました。

この資金によって会社は生きながらえることができました。

三木谷浩史さんは藤田晋さんにとって第4のキーマンです。

上場から3年がたち、少しずつサイバーエージェントの株価があがることで最大の危機を乗り越えることができました。

現在のサイバーエージェントは時価総額1兆円を超え、ネット広告の分野でも業界最大手となっています。

しかし創業時には少し選択を間違えれば吸収合併や他の企業の軍門に降ることや廃業しててもおかしくない状況でした。

それを踏ん張って現在のサイバーエージェントがあるというわけですね。

ということで藤田晋さんに負けないようにWORKOUTを継続していきましょう。

ワクセル主催嶋村吉洋さんが大株主になったサイバーエージェント