
こんにちは。大関です。
たんぱく質を摂取する時に鶏肉から摂る人は多いと思います。
しかし魚はたんぱく質に加えて良質な油も摂れます。
ただ調理も面倒ですし、鶏肉と比べると毎日継続して食べているという方は少ないかもしれません。
そんな比較的馴染みの少ない魚のあまり役に立たないけど面白い知識として、変な名前の海の生き物をご紹介していきます。
意外と面白い由来を持つ変な名前の海の生き物

◎オジサン
まず1つめは『オジサン』です。
オジサンはスズキ目ヒメジ科ウミヒゴイ属の魚で体長は25~30cmです。
とても美味で刺身や煮付けやフライなど様々な調理法で食べられていますが、最近は漁獲量が減って高級魚扱いになっているようです。
オジサンの名前の由来はズハリ!顔がおじさんに似ているからです。
僕は海外でたまたまそう呼ばれてて日本語だと面白くなるなどの理由だと思っていましたが、そもそも日本人が名付けていたということですね。
髭を持っており正面から見るとおじさん顔なのでオジサンと名付けられたということです。
◎ウッカリカサゴ
ウッカリカサゴはカサゴ目メバル科の魚で37cmほどの大きさです。
こちらはそこまで美味しい魚ではないようです。
湯引きや唐揚げ、兜焼きなど様々な方法で調理されているので見つけたら食べてみてください。
ウッカリカサゴの名前の由来は日本人の魚類学者がうっかりしていたためです。
経緯としては1978年にソ連(現ロシア)でウッカリカサゴを新種の魚として発表します。
カサゴとウッカリカサゴは似ていますが少し特徴が違います。
長崎県産の魚をソ連は新種の魚と発表しましたが、日本人の魚類学者はその違いに気づいていませんでした。
特徴をうっかり見逃していたためウッカリカサゴという名前になったということです。
◎キタマクラ
キタマクラはフグ科の魚で体長は15~20cmほどの大きさになります。
キタマクラの名前の由来はフグ特有の強力な毒にあります。
食べるとその強力な毒によって北枕にされてしまうという意味ですね。
これは水害があった土地の名前にさんずいが付くのと同様に昔の人の知恵です。
キタマクラはテトロドトキシンという毒を持っていますが、内臓だけでなく皮膚の粘膜にも毒が含まれています。
直接触っただけで危険ということですね。
だからこんな不穏な名前にしているのかもしれません。
もちろん毒を持っている部分を取り除けば食べることはできますが、美味しくはないようです。
フグなのに美味しくないのは残念ですね。
一部の愛好家はお刺身にして食べるようです。
◎コンペイトウ
コンペイトウはカサゴ目ダンゴウオ科の魚で10~12cmほどの大きさになります。
コンペイトウの名前の由来はとても単純で、見た目がコンペイトウに見えるからです。
丸い形が複数の突起が特徴ですね。
そして腹部には吸盤があり岩に張り付いて生活をしているようです。
泳ぎがあまり得意ではないために岩の陰に隠れられるように進化したのかもしれませんね。
コンペイトウは今回紹介した魚の中では唯一食べることができません。
お菓子の名前をもらったのに食べられないというのは期待外れではあります。
しかしWORKOUTをする場合、金平糖のようなお菓子は食べないのでいいかなとも思います。
ということでこれからも良質なたんぱく質を摂取してWORKOUTを継続していきましょう。
