こんにちは。大関です。
2025年6月にMLB公式X(旧Twitter)で上記のようなポストが話題になりました。
近未来のバットのようでめちゃくちゃかっこいいですよね。
レーザービームとかが好きな男の子はこういうアイテムが大好きだと思います。
しかしこのバットは見た目に全振りしたわけではなく、実践に役立つアイテムです。
水の動きでスイングの軌道を視覚的にフォローする水バット(AQUA Bat)

MLBのポストに載っている選手はツインズの『ハリソン・ベンダー』選手です。
ハリソン・ベンダー選手は公式球を打つ時にこのバットは使っておらず、練習中やネクストバッターズサークルで素振りをする時に使用しています。
これは重いバットで振ったあとに軽いバットを持つと、とても軽く感じてスイングが鋭くなるために使っているというわけではありません。
バットの中の水は流動的に動くため、自分のスイングがベストな状態でいるか視覚的に確認するために使います。
素振りしている様子を動画に撮ると、よりわかりやすくスイングの軌道が確認できますね。
また水なのでスイングの仕方によって手に伝わる重みも変わると思います。
アッパースイングなら振り始めからバットの先端に水が移動しているので重く感じやすいと思います。
ダウンスイングならバットの根元に水が移動するので振り始めは軽く感じると思います。
レベルスイングはその中間に感じるかなと思います。
体感的にも自分のベストのスイングの軌道を感じやすいですね。
水バット(AQUA Bat)は日本生まれ、日本プロ野球界にも逆輸入が始まっている

このバットは実は日本製です。
現在この記事を書いている時点では売り切れとなっていますが、徳島県にある野球室内練習場の『J-PARK』が扱っているトレーニングギアです。
J-PARKの公式オンラインショップはこちら
メジャーリーガーのハリソン・ベンダー選手がこれを見つけて実際に購入してるのかと思うとすごいなと思います。
値段は透明なバット本体が27,500円。
そして水を黄色やピンク色や水色に着色するパウダーが330円。
メジャーリーガーが使っているというのはとてもインパクトがありますが、透明な見た目と映える水の色で欲しいと感じた人は多いと思います。
そして日本生まれのこの水バットが日本のプロ野球界にも逆輸入で入ってきました。
広島東洋カープの『坂倉将吾(さかくらしょうご)』選手が水バットを使う姿が確認されています。
現在は売り切れなので一部の選手だけが使用していますが、販売が再開されたら一気に欲しがる選手は増えるかもしれませんね。
水バットを手に入れて素振りをWORKOUTの手順に組み込みましょう。
