
こんにちは。大関です。
皆さんは大阪府と奈良県をまたぐ金剛山のライブカメラを見たことはあるでしょうか。
標高1125メートル。
金剛山はかつて楠木正成が城を築き、現在も城跡が残り、ロープウェイが整備され、夜景スポットになっています。
公園は清掃され近所の住民に愛された山ですが、2021年にネット掲示板で奇妙な報告がされて話題となりました。
ネット掲示板に「大阪の金剛山のライブカメラに朝4時に必ず映るオジサンwww」というスレッドがたったのです。
毎日必ず朝4時に金剛山のライブカメラに映る謎のオジサンとは

ネット掲示板のユーザーは朝4時に金剛山のライブカメラにオジサンが映るが
・雨でも台風でも大雪でも必ず朝4時に映る
・金剛山は歩いて1時間、朝4時にはロープウェイが動いていない
ということで「いったいどうなっているんだ?」と感じ掲示板に相談にきました。
金剛山のライブカメラは安全に登山ができるように山頂の様子を映しているものです。
それを雨の日も台風の日も大雪の日もこのユーザーは朝4時に見ていたことになります。
その状況も少し奇妙ですね。
このユーザーはライブカメラが好きだったようで、お気に入りの外国のピザ屋のライブカメラがなくなって金剛山のライブカメラに流れてきた人だそうです。
ライブカメラ好きのユーザーのおかげで金剛山のライブカメラのオジサンは話題になり、約2ヵ月後にはテレビでも取り上げられました。
その番組ではオジサンの正体を追い、奈良県の高校に勤務する教師の岡村さんということを突き止めます。
岡村さんは仕事が忙しく、登山と仕事を両立するには「早朝しか時間がない」ということで朝4時に金剛山に登っていたようです。
しかし前述のとおり金剛山はロープウェイを使わないと1時間ほどかかるので朝2時に起きて準備をして歩いて登山をしていたようです。
そしてまた1時間ほどかけて下山をし、準備をして教師の仕事に赴いているわけですからだいぶタフですね。
ちなみに金剛山のライブカメラには小刻みに揺れる岡村さんが映っていることがありますが、これは「スクワットをしている」とのこと。
謎のダンスをしていると話題になっていたのですが、わかってしまえばとても真面目な理由でしたね。
金剛山は岡村さん以外にもたくさんの人を魅了している

ネット掲示板では岡村さんは謎の存在のままとなっていましたが、あるユーザーが以下の記事を貼り付けていました。
金剛山に毎日登山4000回の記事です。
記事はこちら
この方は悪天候の日でも大病を患っていた時も欠かさず金剛山に登り続けました。
「体力をつけたい」という理由で始め、定年後にも趣味となったようです。
最初は「やらないといけない」と必要性で始めたものが大好きなものになるのはとても良いことだと思います。
そして毎日登っても飽きない魅力が金剛山にはあるということですね。
とはいえ台風などの悪天候の日に登るのは個人的にはおすすめできません。
しかし毎日体を動かし、体を動かすことを好きになる姿勢は見習っていきたいと思います。
ということで金剛山のライブカメラに映るオジサンに負けないようにこれからもWORKOUTを継続していきましょう。
