
こんにちは。大関です。
2ヵ月前の7月上旬、世の中は予言に夢中だったと思います。
いつの時代も不確定な未来を言い当てようとする人物の言葉には、ロマンを感じてしまうものです。
今回はそんな7月の気持ちを思い出すためにホピ族の予言をご紹介しますが、この予言では日本人が実は重要な役割を担うかもしれません。
ホピ族の神話とは

ホピ族はアメリカのアリゾナ州の辺りに住む先住民です。
性格は穏やかで平和主義、自然を愛し、主に農業を収入源としています。
そんなホピ族に伝わる神話には地球が誕生してから人類は3度の滅亡を繰り返し、4度目の繁栄とこれから世界に起こる予言が示唆されています。
第1の世界ではタイオワという創造神が様々な神を創り、その神の中の1人が人間を創ります。
その時の人間はテレパシーでコミュニケーションをとっていたようで、平和な時代が続いていましたがそのうちに争い始めます。
怒ったタイオワは世界中を火で包み込み、一部の平和を愛する人間だけが助けられて第1の世界が滅亡し、新しい世界を創ることになります。
この時、地上は火の海だったので地下世界に人類は避難し、そこにいた蟻人間に様々な知恵をもらったといいます。
火がおさまり、地上に戻った人類は繫栄しますが、また時間がたつと争いだします。
そこでまたタイオワは怒り、北極と南極の神に命じて地球の自転を乱して地球を氷で閉ざし、第2の世界が滅亡します。
その時も平和を愛する1部の人類は地下に避難させられて生き残ります。
そのうち地球は人が住める温度になり、人類は繁栄しますがまたタイオワの怒りを買い、今度は洪水によって第3の世界が滅亡します。
ほんとにどこの地域でも神話に洪水が登場するのがおもしろいですね。
そして滅亡したという記述がない第4の世界が今の人類ということです。
ここまで3度の滅亡を経験しましたが、第4の世界は創った神々からしたら最初から必要なものを全て用意した世界ではないようです。
人類が氏族ごとに別れ、それぞれ必要なものを創り、時がきたら再会することを約束して定住の地を探して旅に出ているようです。
ロールプレイングゲームの序章のようなストーリーですね。
そしてホピ族は旅立たずに祖先からの土地を守り、第4の世界を創った神々の言葉を後世に伝える役割を与えられているようです。
そんなホピ族には平和に暮らすための掟が書かれた石板が伝わっています。
この石板は第4の世界を創った神々がホピ族に与えたものであり、掟の他に予言が書かれています。
ホピ族の予言とは

元々この石板の存在は隠されていました。
しかしホピ族の教えの中に「空から灰が詰まった瓢箪が落ちてきたら秘密にしていた教えや予言を公表すること」というものがありました。
この「灰が詰まった瓢箪」が日本に落とされた原爆ではないかということで公表に踏み切ったようです。
石板には第4の世界が終わる前に起こる9つの予兆が書かれており、そのうちの8つはすでに的中していると言われています。
9つの予兆とは
・白い肌をした人が雷の棒を持ち土地を奪いにやってくる→15世紀のヨーロッパ人によるアメリカ大陸発見
・声がする車輪がやってくる→幌馬車や自動車
・バッファローに似た角の生えた獣が土地を侵略する→ヨーロッパから持ち込まれた牛
・鉄の蛇が大地を横切る→鉄道
・巨大な蜘蛛の巣が地上に張り巡らされる→電線やインターネット
・石の川が大地に交錯する→アスファルトの道路
・海が黒く変色し多数の生物が死滅する→公害や石油流出事故による海洋汚染
・長髪の若者がインディアンの知恵と生き方を学びに来る→1970年代のヒッピー文化
・天にある住居が大音響と共に落ちてくる
9つの予兆が起こるとホピ族の儀式は終了すると言われています。
まだ起こっていないとされる「天にある住居が大音響と共に落ちてくる」というのは国際宇宙ステーションではないかと言われています。
国際宇宙ステーションは2030年に老朽化のために運用を終了させ、2031年に大気圏に突入させて南太平洋に落とし、廃棄する予定だそうです。
そしてホピ族の儀式が終わるということは、そこで第4の世界は終わり人類は滅亡するのではないかと言われています。
この説を信じるとまた2031年頃には話題になり、皆が浮足立つということですね。
しかし第4の世界には救いがあり、それが日本人ではないかと言われています。
第4の世界が始まったばかりの頃、ホピ族は神々から石板を受け取りましたが、その石板は4枚あり、ある兄弟に半分ずつ渡されました。
兄弟の兄は神々にこんなことを言われます。
「最も東の日出づる地へ旅立ち石板を神霊にささげなさい。そして世界の危機の時は弟の元に戻りなさい。4枚の石板をそろえると世界は救われる」
この最も東の日出づる地が日本ではないかと言われています。
映画の脚本にできそうな壮大なストーリーですね。
僕はこういった話は好きですが実はまったく信じていません。
しかしいつ起こるかわからない災害のために準備をしたり知識を得たりすることに一役買うので無意味ではないと思っています。
ということでこれから起こる終末を生き抜くためにWORKOUTを継続していきましょう。
