
出典:火星で快適な温度を確保するために「エアロゲル」を使った研究が
こんにちは。大関です。
2026年も始まり、今年は理想の体にすると決めて新年がスタートした人ばかりだと思います。
もう1ヵ月たちますが、その時の目標通りに日々過ごしているでしょうか。
WORKOUTやダイエットなどで体を作ることに他人や状況は関係ありません。
「この人がこうしてくれたらできたのに」や「こんな状況ならできたのに」などではなく自分自身が結果の原因となります。
しかし高いレベルでは、より品質の高い施設や効率的な道具が結果をわけるかもしれません。
今回はこれが実用化したらより体作りがはかどるのではないかという未来の物質をご紹介します。
火も水も氷も通用しない不思議な物質のエアロゲル
エアロゲルはこの記事の冒頭の写真のように霧がかかったような半透明な物質です。
発明されたのは1931年と古いのですが実用化されるまでには課題があり、魅力はありますが人類が扱いきれない物質となっています。
エアロゲルはゲルの中に含まれる液体を超臨界乾燥で気体に変えた物質です。
つまり空気を多く含んだ密度が粗い物質で、「凍った煙」や「固体の煙」と呼ばれることもあります。
エアロゲルは様々な特徴がありますが、まずなんと言っても断熱性が高いことが挙げられます。
エアロゲルの板を間に挟めば炎や液体窒素をかけられても温度を感じることはありません。
まして燃えるということもありません。
そして特徴の2つめは軽いということです。
構成する物質の中で大半が空気であるためにどの素材よりも軽いのですが、自重の2000倍もの重さに耐えることができます。
さらに特徴の3つめは高い撥水性です。
エアロゲルを粉末状にして体に塗り、そのままプールなどに入っても一切濡れることがありません。
そして断熱性が高いので、例えば冬の海でも水の冷たさを感じることはありません。
さらに浮力も上がるために粉末状のエアロゲルを塗った体自体がスキューバダイビングのドライスーツのようになります。
そして特徴の4つめは紫外線カットです。
紫外線をよく吸収するために窓の素材として使えば断熱性もあいまって、紫外線と熱をカットして光だけを取り込めるようになります。
エアロゲルの課題と体作りへの応用
ここまでエアロゲルの特徴をあげましたが、とても便利な物質であることが伝わったと思います。
しかし実生活でエアロゲルを使った製品はそこまで多くありません。
これはエアロゲルの加工の難しさや脆さが原因になっています。
エアロゲルは衝撃に弱く、狭い範囲に集中的にかかる力にはとても弱いのです。
また曲げるとすぐに折れてしまい加工をすることも難しくなっています。
そして広く一般に普及しないものは、やはり製造コストが他の素材に比べて高いです。
こういった理由からここまで魅力的な物質なのに普及せず、とてももったいない素材となっています。
エアロゲルが実用化したら、例えば服を着たまま粉末のエアロゲルをかけてそのままプールでトレーニングなどもできるようになるかもしれません。
はやく実用化して欲しいですね。
というわけでこれからもWORKOUTを継続していきましょう。