
こんにちは。大関です。
体を鍛えるためには体に負荷がかかるトレーニングをする必要があります。
もし弱い負荷をかけたなら筋肉は大きくならず鍛えるという目標は達成できません。
脳も同じで高負荷だからこそ能力が開花します。
日本語は世界で一番難しい言語と言われます。
ひらがなとカタカナに加え、漢字が混ざっているので外国人からしたら覚えることが多く難易度が高いといいます。
しかし日本人だと漢字の字面を見るだけで読めなくても意味はなんとなくわかると思います。
こんな便利な漢字が明治時代以降に2度、廃止される危機がありました。
明治時代に漢字を守った福沢諭吉
漢字撤廃の阻止をした人物はたくさんいたと思います。
様々な言語学者が議論を重ねて日本に漢字を残すという決断をしたと思います。
1万円札に肖像画が描かれていた福沢諭吉もその1人です。
この時代は教育に力を入れていましたが、日本人の学力は中々上がりませんでした。
また大陸では漢字を使っていた清が衰え、漢字を使っていたために学力が上がらず優秀な人材が誕生しなかったために国力が下がったと思われていました。
漢字の全面撤廃の意見に対して福沢諭吉らは段階的な漢字の簡略化を提案しました。
よく使う漢字は残し、難しい漢字は減らしたり簡略化したりすることで最適化するという案です。
実際には戦争が起こって実行はされませんでしたが、この提案によって日本に初めて起こった漢字撤廃の論調は落ち着くことになりました。
GHQの日本語撤廃の要求を覆した柴田武
第二次世界大戦の後、日本はGHQの統治下にありました。
そして日本人に対して日本語のローマ字化を要求してきます。
勝った国が負けた国に対して母国語を破壊することは有史以来行われています。
言語と同時に文化も壊すことができるので戦勝国としては都合がいいわけです。
そしてGHQは日本を民主主義の国にするためにローマ字化を要求してきました。
また日本人の識字率が高くないとGHQは思っていました。
当時の日本政府は日本人の識字率は低くなく日本語を変える必要はないと抵抗しましたがデータがありません。
そこで当時30代の言語学者の『柴田武(しばたたけし)』さんが全国をまわって約1万7000人の無作為に選ばれた成人の識字率を調べました。
戦争直後の舗装されていない交通網でしたが、柴田武さんはこの調査を完遂します。
その結果、当時の日本人の非識字率は2.1%と判明しました。
このデータによりGHQは日本語のローマ字化を撤回します。
柴田武さんはその後も方言や日本人の読み書き能力の研究をし、2007年に亡くなっています。
学校では新学期が始まったばかりで勉強に力が入っていると思いますが、こうした先人のおかげで日本語で勉強をすることができるわけですね。
これからも高負荷がかかるから難しい日本を操れるようにWORKOUTも負荷をかけていきましょう。