気配斬りを実践!日常でも五感が強い人が強かった!
刀根(とね)です。
日々のトレーニングに励んでいると筋肉だけではなく、五感も研ぎ澄ましたくなる方も多いのではないでしょうか。
そんな方にオススメなのが『嵐にしやがれ』でも取り上げられ話題になった気配斬りです。
今回、気配切りを実施する機会があったので実際やってみました。
気配斬りの概要とルール
気配斬りとは、棒(柔らかいもの)を握り目隠しして戦うスポーツ(遊び)です。
目隠しをしているため、視覚的に相手を見ることができず、音や匂いや気配を感じて相手の方向を感じとり、
棒を振り下ろし相手を斬ります。
正式なルールは現時点ではありませんが、1対1の場合は「武蔵!」「小次郎!」と斬る時に言い合い、その声で相手の距離を測ったりする場合もあるようです。
今回私がやったのは下記の通り。
[全体ルール]
- 制限時間5分
- コート内で試合(今回はビニールテープで疑似コートをつくりました)
- 3人1チームをつくり、順番(先方・先鋒・大将)を決める
- 斬る場合、横斬りはNG(縦斬りのみ)
- 棒で人を探すのはNG
- 3回空振りした人もアウト
※ただし最後の2人になったら、その時点から5回剣を振ることが可能 - 体に当たらなければ刀にあたってもセーフ
- 女性がいる場合は棒は思いっきり振らない
- 走るのはNG
[試合やり方]
- まず各チームの先方がコートに集合し、目隠しをする
- その場で3回転する
- 3歩歩き、全員止まったところからスタート
- 気配を感じながら対戦相手を斬っていきます
実践!!五感が強い人が強かった!
実際にやってみましたがこんなにも気配を感じることが難しいものだとは思いませんでした。
目隠しをしているため、本当に何も見えず神経を研ぎ澄ます必要があります。
鈍感な私は、すぐに相手に位置がバレてしまい、負け戦ばかりでした。
人の試合をみていて感じたのは日ごろから五感の強い人が気配斬りも強いということです。
動物が苦手ですぐに犬や猫の居場所がわかる人、人がうしろに立つのが苦手で誰かが後ろに立つとすぐに気づく人、匂いにとても敏感な人、全員強かったです。
五感のトレーニングは気配斬りで!
気配斬りは五感(視覚は除く)を研ぎ澄ますトレーニングになります。
日々の鍛錬が必要ですが、残念ながらまだ専用の施設や教室はまだないようです。
一次的に開催してる団体はあるようですので、参加してみてもよいかもしれません。
3人(プレイヤーと審判)いると実施可能で、準備物も剣と目隠しのみですので、友人と実施してみてはいかがでしょうか。
やったことがない方は、まず1回やってみましょう。
自分の五感レベルを知ることができますよ。