こんにちは。大関です。
今回はGWに読んでもらいたいと個人的に思う本を紹介します。
突然、様々なお店が閉まって出かけるあてがなくなったという方はアランナ・コリン氏著の「あなたの体は9割が細菌」を読んでみてはいかがでしょうか。
この記事を読んでいる読者様自身や周りの方で花粉症やアトピー、鬱病や肥満で悩んでいる方はいますか?
もしかしたらそれは体の中の細菌が原因かもしれません。
細菌と言っても悪いものではありません。
体の中の細胞1つにつき9つの細菌がくっついています。
なのでこの本のタイトルは「あなたの体は9割が細菌」となっています。
大多数を占める細菌を味方につけたら、一気に健康になりそうですね。
そして腸の状態で性格まで変えると、アランナ・コリン氏は言っています。
2500年前に医学の父と言われたヒポクラテスは「すべての病気は腸から始まる」と言ったようです。
その時代は腸に約100兆個の腸内細菌がいるということもわかっていない時代でした。
今、腸に約100兆個の腸内細菌がいると聞いて、超すごいと思った方は服を1枚脱いでまぁ落ち着いてください。
このヒポクラテスの考えは最新の研究でも肯定されています。
殺菌してはいけない
この本の中では菌を減らすことに対して警鐘を鳴らしています。
例えば、最近はどこに行ってもアルコール消毒をします。
感染対策のためにやむを得ないですが、やはりやりすぎると体にとっては毒です。
体の9割が細菌でできているので、体を傷つけてしまっていることになります。
同じ理由で抗生物質も毒になります。
もちろん抗生物質があったからこそ治る病気や感染症があり、人間は寿命を延ばしてきました。
この本ではむやみに抗生物質に頼ることや、むやみに殺菌することに対して警鐘を鳴らしているわけです。
現在は抗生物質を使って育てた牛や豚などを食物として食べ、抗生物質を使って育てた動物の糞を肥料として野菜を育てているので、どうしても抗生物質が体に入ってきてしまいます。
毒ということでマゼラン副所長、胡蝶しのぶ、ドガース、反町隆史のドリームチームを組んで対策する必要があるかもしれませんね。
食物繊維をとる
どうしても腸内細菌を弱らせてしまうものが体の中に入ってきてしまう現代において、腸を元気にするには細菌の栄養になる、食物繊維をとることを本の中でおすすめしています。
そしてヨーグルトは1部の人以外は過度に期待しない方が良いとアランナ・コリン氏は言っています。
なぜかというと腸は約100兆個の細菌がいることに対して、ヨーグルトに含まれる細菌は約100億個しかなく、影響がないことがほとんどだからということです。
ヨーグルトの100億でも多いのに腸内には100兆も細菌がいて超すごいですよね!!!
すいません。いったん服を脱いで落ち着きます。
ということでとるべき食物繊維の量ですが、1940年には70gほどとっていて、現代でも同じ量だけとれるように増やしていくことをお勧めしています。
その際はナッツや玄米、ライ麦などでとり、スナック類ではとらないようにしましょう。
さらに本の中では、食物繊維以外にも糞便移植という治療法や、粉ミルクを赤ちゃんに与えてはいけない理由なども書いてあるので、気になった方は書店で本を手にとってみてはいかがでしょうか。