こんにちは。大関です。
このブログではWORKOUTの話題を書いていますが、アスリートの話も取り上げます。
大関は野球も好きなのですが、あまり今まで書いてきませんでした。
というのも、最近は野球を見ていなかったためです。
しかし最近、引退した野球選手がYouTubeなどで、現役時代の秘話を話したりして活躍の場が増えました。
これにより、懐かしい往年の名選手の話を聞ける機会も増え、嬉しいかぎりですね
最近は元ヤクルトの古田敦也さんが『フルタの方程式』というYouTubeチャンネルを今年から始られ、見ています。
元々、『フルタの方程式』は民法で放送していました。
内容は野球選手として大きな記録を残した人が、どう考えてプロの舞台で活躍していたかというメンタルや、実際どうアクションしていたか、という技術の話もあり、少年野球をしている子供が見たら喜びそうな話題を扱っています。
技術の話はかなりマニアックな内容になっています。
その中に広島カープの「前田智徳」さんがゲストで出演しました。
そして大関が特に唸った回は元ヤクルトの古田敦也さん、元広島カープの前田智徳さん、元西武ライオンズ→中日ドラゴンズの和田一浩さんという全員2000本安打を達成した人がコラボレートした回で、バッティングのそれぞれの考え方を話すという内容の動画です。
2000本安打を打てば、野球の世界では名球界入りと言われ、1流プレイヤーの中の1流として認められます。
そこでの前田智徳さんの発言に唸ってしまいました。
前田智徳『ホームランを打ちたい』
前田智徳さんはあの大リーグで活躍したイチローさんが「自分よりも天才は前田さん」というほど天才的なバッターです。
足も速く、守りもよく、バッティングは天才と非の打ち所がない選手です。
バッティングに関しては、バットコントロールが良く、対戦した投手は「前田さんは苦手なコースがなく、どんなボールも芯で捉えられてしまう」と発言している方もいます。
そして成績もホームランをガンガン打っているというよりも、高い打率が目を引く選手なので、大関も高いバットコントロール技術でヒットを量産するバッティングをする選手と思っていました。
しかし『フルタの方程式』では前田さんは何度も「ホームラン打ちたいですよ」と発言していました。
あまりホームランにこだわりがなさそうだと思っていたので意外でした。
しかし、1995年に前田さんは試合中にアキレス腱断裂を起こし、選手生命が終わる寸前のケガをしていたことを思い出しました。
その後もケガに悩まされ、常に足に不安を抱えたまま野球をしていました。
なので、「あっ!前田さんはホームランに対する憧れじゃなく、足に負担がかからないホームランを常に狙ってたんだ」と感じ唸りました。
ホームランを打てば全力で走る必要はなく、グラウンド1周をゆっくり走れます。
なのでホームラン対するこだわりを持ちたくて持ったのではなく、持たざるをえなかったのだろうと感じました。
そういった爆弾を抱えながら23年も最前線で野球をしていたのはすごいと感じます。
また前田さんは現役時代はムスッとした表情で眼光鋭く、インタビューもぶっきらぼうなので打撃の職人で気難しい人、というイメージでしたが、引退してかなりキャラが変わり、大きなリアクション、話を少し盛る、とぼけたことを言う、はしゃぐ、とまったく違う人になっています。
気になった方はYouTubeを見てみてください。