服の成り立ちに関する様々な説

こんにちは。大関です。

服はおしゃれかそうでないかだけでなく、本来は様々な目的を達成するために作られたものです。

ある著名なファッションアドバイザーさんは「街着として作られた服はない」といいます。

例えばアウトドア着は山に登ったり、キャンプをする時に機能的に過ごすためにあるものです。

なので、「この服のこのパーツは元々こんな用途で作られた」と、全ての服は説明できるものです。

特にWORKOUTに使えるものは多いので、今回は服のパーツの本来の用途をご紹介します。

なお、今回は世間で言われる説を紹介するので、「こんな説があるんだ」と楽しんで読んでもらえればと思います。

服のパーツに隠された本来の使用用途


・トレンチコート

ワクセル 嶋村吉洋もコラボレーターに着て欲しいトレンチコート

出典:マックス・ケイディ米軍トレンチコート | 革ジャンのマックス・ケイディ


まず1つ目はトレンチコートのお腹の部分にあるハーフベルトです。

ハーフベルトがあるとトレンチコートの前面を閉じて体を包むことができ、保温性を高められます。

さらに腰の高い位置にベルトがあると、少しその部分がくびれ、腰の位置を少し高く見せることができて、足が長く見えるようになります。

足長効果は日本人ならみんな欲しいですよね。

このトレンチコート、元々は軍隊の軍人さんのために作られたものです。

軍隊で活動する軍人さんはトレンチコートを毛布代わりにも使っていたようです。

そして着ない時にまとめて手持ちにするためにハーフベルトがつけられたということです。

・リュックの豚に鼻のようなデザイン

ワクセル 嶋村吉洋もコラボレーターに使って欲しいリュック

出典:トレジャーファクトリーTHE NORTH FACE PURPLE LABEL 


いきなり服から遠ざかってしまいますが、アウトドア用品のリュックは登山では必需品で、WORKOUTがはかどりますね。

そして、リュックの正面の少し上に豚の鼻のようなデザインがあるものがあります。

あれがあると、よりアウトドアのイメージが強くなると思います。

なので街着としては、よりドレス系の服を着た時の外しや遊びとして、アウトドア感が強めなリュックは重宝します。

このリュックの豚の鼻のようなデザインですが、やはりアウトドアで機能的に使うためにつけられたものです。

ここにはロープを通して括り付けておく、という用途があります。

なのでより険しい山に登る人には必須なデザインと言えます。

ロープではなくても、懐中電灯やペットボトル、スニーカーなどを括り付けることもできます。

すぐに使いたいという時に、いちいちリュックを開けていたら大変です。

そんな時に役立つ工夫ですね。

・ジャケットのチケットポケット

ワクセル 嶋村吉洋もコラボレーターに着て欲しいジャケット

出典:【atOrder】アットオーダー|オーダースーツ ポータルサイトチェンジポケット



ジャケットは男性を一番かっこよく見せてくれます。

なにはともあれジャケットを着ておけば、だいたいの生活の場面では清潔感がある、悪くない人と認識され、困ることはなくなります。

そんな使い勝手がいいジャケットにも種類があります。

右側に2段のポケットがあるものを見たことはありますか。

このポケットはチケットポケットといい、元々馬に乗っていた人が料金所で手間取らないようにお金を入れていたものです。

ただかっこいいからという理由でデザインを増やしたりはしないんですね。

デザインをただかっこいいからという理由だけでつけると、嘘っぽさがでて、服はチープな印象になってしまいます。

本来の意味を知るからこそコーディネートにテーマができておしゃれになっていきます。

WORKOUTがテーマという時は、WORKOUTに適したコーディネートをして、より効果をあげていきましょう。