こんにちは。大関です。
今までWORKOUTをしている人の中で、野球選手について触れてきたりもしました。
そして野球選手はその人気ゆえ、競技のみならずプライベートなことや、普段の顔、意外な素顔なども報道されます。
なので同じ人間として親近感を覚えることも多いと思います。
今回は宇宙人と呼ばれ、意外な素顔を持った「糸井嘉男」選手のおもしろエピソードについてご紹介します。
すべての能力を野球に振り切ったような性格の糸井嘉男選手
父親がトライアスロン、母親がバレーボールの国体選手だったというアスリート一家に生まれた糸井嘉男選手。
その伝説はプロ入り前から始まります。
中学校時代は投手で軟式野球部の監督にサボっていると思われ「帰れ!」と怒鳴られてしまい、それを真に受けて帰ってしまいます。
大会の日だったためチームはバスで試合会場に向かうのですが、それを手を振って見送り、糸井選手というエースがいないチームは敗退してしまいます。
そして大学時代、この時も投手をしていましたが、監督の指示を無視して打ち込まれてしまいます。
監督は怒り、糸井選手を殴ろうと手を振り上げますが、その手になんとハイタッチ。
さらにプロ入りし、最初の球団の日本ハムに在籍します。
外野手にコンバートされ、打者として才能が開花。
当時、栗山監督は糸井選手にバントの指示をしますが、「打てる!」と思いフルスイングし、ホームランを打ってしまいます。
これに対し栗山監督はサイン無視のお灸を据えようと手をあげますが、その手にもハイタッチします。
続いて日本ハム時代でチームが首位を走っている時のヒーローインタビューで、いつになく険しい表情で「最後まで諦めずに戦う」という2位以下のチームのような発言をします。
さらに日本ハム時代、オフの対談番組でダルビッシュ選手との会話がメジャーの話になると「ダル、カナダってアメリカ?」と意味不明な質問をしています。
そしてオールスターゲームに選ばれ、意気込みをインタビューで聞かれます。
その際に「セリーグで話してみたい選手は?」と質問されたことに「えっ!自分はセリーグのベンチに入るんですか?」と聞き返してしまいます。
キャンプ中に、同僚の田中賢介選手とタクシーに乗っている際、「賢介、空がオレンジに見える」と言ったので田中選手が糸井選手を見ると、オレンジのサングラスをしていました。
ある試合で、前の打者がサヨナラを決めて試合が終わっているのにも関わらず、ネクストバッターズサークルで黙々と集中して素振りを続ける姿も確認されています。
2015年にはキャプテンに就任し、ユニフォームにキャプテンマークがつけられました。
記者さんが「キャプテンマークには重みはありますか?」と質問した所、「軽い素材なんで」と切り替えしています。
WBCから帰国した際、森脇監督に「時差ボケは大丈夫か?」と聞かれた際に「そういうのは向こうが合わすことなので、あり得ないです」とよくわからない回答をしています。
ブルペンで投球練習中に先輩の岩本投手が「ノーコンやなぁ」と話しかけると、アンダーシャツを見つめながら「これ濃紺じゃなくて黒です」と返します。
怒涛のエピソードをダーッと並べましたがこれだけエピソードがあり、愛されている選手も中々いないと思います。
元々はメジャーリーグに憧れていましたが、タイミング的に実現せず、そのことを記者さんに聞かれた際に「この大きな大胸筋の中に秘めておきます」発言もなんとなく筋肉でマウントをとっていて好きです。
最近はケガで大活躍とまではいきませんが、2022年シーズンは活躍して欲しいですね。
読者のみなさんもケガには気を付けながらも、より魅力的な人間になるためにWORKOUTをしていきましょう。