嶋村吉洋さんが『うまくいくリーダーだけが知っていること』という本を出版しました

ワクセル嶋村吉洋の本、書籍のうまくいくリーダーだけが知っていること

こんにちは。大関です。

このブログは僕が勝手にやっているものではありません。

友人の嶋村吉洋(しまむらよしひろ)さんが元々運営していたものを任せてもらっています。

このことは何度か書かせていただきました。

その嶋村吉洋さんが今月、本を出版し、読み終わったので感想を書かせていただこうと思います。

本の題名は『うまくいくリーダーだけが知っていること』です。

嶋村吉洋さんの経歴や現在取り組んでいること

ワクセル嶋村吉洋の本、書籍のうまくいくリーダーだけが知っていること


嶋村吉洋さんは本にも経歴が載っていますが兵庫県の生まれです。

10代から起業するための準備をし、現在ではオリコン株式会社など大手を含む複数の会社の株を保有する大株主です。

そして映画プロデューサーとしても活躍し、海外の映画祭でも高い評価を受ける映画製作にも携わっています。

さらに「ワクセル」というソーシャルビジネスコミュニティの運営もしています。

ワクセルは様々な著名人や、これから世の中で必要となるものを扱っている人とコラボレートをし、たくさんのプロジェクトを発足しています。

本の著者紹介には1300人以上のコラボレーターさんと80以上のプロジェクトを発足と書かれています。

ただ現在はコラボレーターさんの数は1400人目前で、発足したプロジェクトは100を超えました。

嶋村吉洋さんがこの本を執筆していた時期からもどんどん新しいコラボレーターさんや新しいプロジェクトが立ち上がったことがわかりますね。

そしてこの本を書くきっかけになったのもワクセルのコラボレーターさんのようです。

本の最後に本を出したきっかけとしてコラボレーターさんのきずな出版社長の「桜井秀勲(さくらいひでのり)」さんの名前があります。

桜井秀勲さんが嶋村吉洋さんの背中を押さなかったら、この本は世の中に発表されなかったと思うと感慨深いですね。

桜井秀勲さんのワクセルコラボレーター紹介ページはこちら

『うまくいくリーダーだけが知っていること』は今までにない切り口のリーダーシップ本

ワクセル嶋村吉洋の本、書籍のうまくいくリーダーだけが知っていること


『うまくいくリーダーだけが知っていること』は「リーダー」と書かれている通り、リーダーシップを発揮して人と関わりながら仕事で成果を出したい人向けの本になっています。

そして嶋村吉洋さんもまさしくリーダーシップを発揮して、周りが伸び伸びとかつ率先して仕事するためにどう人と関わってきたのかが書かれています。

しかしアンドリュー・カーネギーの『人を動かす』などと全く違った視点で書かれています。

嶋村吉洋さんは「場を整えること」を一番重要なこととしてあげています。

「場を整えること」とは家でいえば基礎の部分ですね。

「場を整える」ことは簡単にできなさそうと思うかもしれませんが、まず「場を整えよう」と考えたことすらない人がほとんどなのではないでしょうか?

嶋村吉洋さんの本を読んでも「場を整える」ために信頼関係を築くことや重要なことは飽きもせずに何度も伝えるとあります。

またフェアであることも何度も書かれ、場を整えるうえで重要であることがわかります。

そういったことは友達関係ではしても、職場の人間関係ではとても面倒なことだという方は多いと思います。

しかしこういった面倒なことを嶋村吉洋さんは先にするから、場が整ってからの嶋村吉洋さんの仕事は円滑に進みます。

夏休みの宿題を先にやるか、後にやるかみたいな感じですね。

そしてご自身が実際にどうやって部下の方や周りの人と関わっているのかも書いています。

その内容は「ここまで手の内を明かしちゃって大丈夫ですか?」というレベルです。

しかし、それも「場が整っている」からこそ部下や周りの人達は嶋村吉洋さんを信頼し、嶋村吉洋さんも周りを信頼できるという好循環につながるのかなと思います。

そして先述した通り、現在嶋村吉洋さんが主催する「ワクセル」でも人とコラボレートして様々なプロジェクトを立ち上げています。

「ワクセル」でもコラボレーターさんが伸び伸びと活動できる場を整えているからこそ、たくさんの人がコラボレーターとして手をあげているのかなと思います。

職場でもっと部下や周りの人達のポテンシャルを発揮させて仕事で成果を作りたい人にはおすすめの本です。

失敗も隠さずに書く

ワクセル嶋村吉洋の本、書籍のうまくいくリーダーだけが知っていること


こういった本を読んでいる時に著者の失敗例が書かれているということは少ないかなと思います。

書いてあったとしても面白いエピソードだったり、読者の人とラポールがとれるような内容の失敗談だったりが書いてあります。

そして失敗談が書いてあると著者のことを好きになりますし、その失敗からチャンスを掴んだ話につながると冒険譚を読んでいるような気分になります。

僕もそういった笑える失敗談や著者の人となりがわかる話は大好きです。

ただ、嶋村吉洋さんの本に書いてある失敗談はそういったものではないかなと感じました。

『うまくいくリーダーだけが知っていること』に書かれている失敗談は2つあります。

1つめは時間に関することです。

上記でも少し触れましたが嶋村吉洋さんは常に対等であることを大切にしています。

特に時間に関して対等であることを大事にしています。

そこでご自身のエピソードが書かれています。

それはオンライン会議の際に、会議に参加するパスコードがわからずに1分遅刻したことがあったということです。

その際に「時間を奪って、ごめんなさい」と謝り、会議の参加者全員に電子マネーを支払ったということです。

それが自分が自分に課すルールと書いてあります。

こういった行動で時間に対する姿勢を示してくれる人に「他人の時間を奪ってはダメだよ」と言われたら説得力があります。

そして1分間という時間をここまで重く考えてしっかり謝罪して行動にも起こせる人は、仕事にもおいてもこだわっていることは容易に想像がつきますよね。

失敗談なのに仕事の基準が伝わってくるようで僕としてはとても好きなエピソードです。

2つめは人間関係がこじれたことを静観してしまったことです。

職場にプライベートなことを持ち込むのはあまり良くないことだと思います。

そもそも職場での人間関係が希薄で、プライベートの話を全くしないという方もいるかもしれません。

ただ嶋村吉洋さんは部下や周りの人達と信頼関係を持って仕事しています。

すると公私共に嶋村吉洋さんに頼りたくなるという気持ちもわかります。

今では職場に「プライベートを持ち込ませないで」と伝えていると書かれていますが昔は世話を焼いていたようです。

そしてそういったことの仲裁をしなければならなくなった時には、もれなく当事者を一堂に招いて話し合いをさせるということです。

そして後で「実はあの時こう思ってた」という意見は聞かないと先に言っておくようです。

その方が問題も早く解決するということですが、人間関係が未熟な時は「当事者も大人同士だし」と思って見て見ぬふりをしてしまったこともあるようです。

そしてやはり良い結果にはならなかったということもあったようです。

こういった失敗は普通なら言いたくないことだと思います。

ただ、読者側からしたら同じ失敗をしなくても学ぶことができ勉強になる内容だと思います。

『うまくいくリーダーだけが知っていること』の最後には嶋村吉洋さんはお金も持てるようになったけど『人持ち』にもなれたと書かれています。

確かにお金持ちになったという話や収入がいくらあるみたいな話は、特にYouTuberが一般化してからよく聞かれることだと思います。

ただ『人持ち』になったと誇る人はあまりいません。

しかし『人持ち』の嶋村吉洋さんの方がたくさんの実績をあげています。

これからは『人持ち』で『筋肉持ち』を目指していきましょう。

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出典:Amazon うまくいくリーダーだけが知っていること 販売ページ