
こんにちは。大関です。
今回は『体が若くなる技術』という本のレビューです。
この題名にも惹かれますね。
体が若くなる、または若々しく見えるのは持って生まれたものではなく技術だとい表現されています。
技術であれば訓練やトレーニングをしていけば誰でも手に入れることができるということです。
体が若くなる技術の極意は体内のミトコンドリアにあり

『体が若くなる技術』では若々しさと体内のミトコンドリアの相関関係について書かれています。
体の中に質の良いミトコンドリアが多ければ若々しくなり、質が悪くミトコンドリアの数が少なければ老化していくとのことです。
ミトコンドリアは学生時代に理科や科学の授業で教科書で見たことがあると思います。
そんなミトコンドリアは体のエネルギーを作る工場のようなものです。
体は食べ物や水を摂取しますがミトコンドリアが体内に入った飲食物と酸素を使ってエネルギーに変えています。
ちなみにミトコンドリアが体内に入ってきた飲食物をエネルギーに処理しきれないと脂肪となります。
年齢を重ねると「太りやすくなった」や「痩せにくくなった」という言葉が聞かれるのはミトコンドリアの衰えが原因の可能性があるということですね。
そしてミトコンドリアが飲食物をエネルギーに変える時に副産物的にできるのが『活性酸素』です。
活性酸素は老化の原因と言われる物質ですね。
ミトコンドリアというエネルギーを作る工場からでた排煙のようなものです。
この活性酸素が体を傷つけ、それがしわやしみになって刻み付けられると言われます。
しかし質の良いミトコンドリアは活性酸素をあまり出さずに効率よくエネルギーを作ることができると言われています。
質の良いミトコンドリアを増やすために4つのやるべきこと

質の良いミトコンドリアを増やすためには体内のミトコンドリアを増やすことが重要です。
なぜかというと体内にミトコンドリアの量が少ない時は質の悪いミトコンドリアも捨てないという機能があるからです。
体の中に質の悪いミトコンドリアがあっても、ミトコンドリアが少ないともったいないと感じてしまうようですね。
なのでミトコンドリアの量を増やせば、自然と体は質の悪いミトコンドリアを選別して捨ててくれるというわけです。
ではミトコンドリアを増やすためにどうしたらいいかをご紹介します。
①運動をする
②背筋を伸ばす
③寒さを感じること
④空腹を感じること
ミトコンドリアは体内にエネルギーが足りないと感じると数が増えます。
まず1つめの【運動をする】はエネルギーを消費してしまうというやり方ですね。
本の中ではマラソンやジョギング、エアロバイクなど持久力を使う運動がおすすめされています。
だいたい60%の運動量で、できるだけ長時間行うことが推奨されていますが毎日そんなに時間が使えない人もいると思います。
そんな方は80%の運動量でウエイトトレーニングを1回1分、1日10回というやり方でも効果はあるということです。
こちらの方が現実的かもしれませんね。
2つめは【背筋を伸ばす】です。
ミトコンドリアは背筋や太ももなど姿勢を保つ筋肉に多く含まれます。
姿勢を正して刺激を与えるとミトコンドリアが増えるということですね。
これはすぐにでもできますね。
本の中では社交ダンスやヨガ、バレエ、ジャズダンス、エアロビクス、チアリーディングなど姿勢を正すスポーツが推奨されています。
3つめは【寒さを感じること】です。
体は寒いと感じるとエネルギーが必要と思い、ミトコンドリアを増やします。
こういった理由で寒い地域の人は肌が綺麗と言われるのかもしれません。
ただエアコンにずっと当たっているのは体調が悪くなりますし、冬にずっと外にいると風邪をひくと思います。
この本の中ではサウナの水風呂を推奨しています。
最近はサウナブームも落ち着いてきていますが、ミトコンドリアを増やすために行ってみるのはいいかもしれませんね。
最後に【空腹を感じること】です。
これもエネルギーが足りていないと体に教えてミトコンドリアを増やすことにつながります。
ダイエットができないという方も空腹を感じた後には普通に食べても大丈夫なのでハードルは低いと思います。
4つの方法をご紹介しましたが、やはりWORKOUTが至高ということですね。
ということでWORKOUTを継続していきましょう。
