読書【脳を鍛えるなら運動しかない】を読んで

こんにちは。大関です。

今回は【脳を鍛えるなら運動しかない】というジョン J. レイティ氏(ハーバード大学 医学部教授)の本を読んだので読書感想文を書きます。

この本はタイトルの通り、脳と運動の関係に追及し、運動が脳にどのように良い影響を与えるかを説明しています。

この本の中では運動は体を鍛えるのは副次的で、メインは脳を鍛えるためという考え方です。

結論を言うと、運動をすれば脳は若々しさを保ち、集中力もあがり、元気な状態を維持できます。


しかし運動する時間があったら、その時間を勉強や頭を使う仕事に当てた方が結局たくさん勉強ができ、仕事もできるのでは?というジレンマを感じてしまいますよね。

それは女装という行為は、男性にしかできない行為なので、反対に一番男らしい行為なのでは?と思ってしまうパラドクスと同様にジレンマを抱えています

しかし、過去の偉人は運動の重要性を体現しています。

アップル創業者のスティーブ・ジョブズ氏は考えをまとめる時は散歩をしながら行っていたようですし、中国の思想家の孔子も歩きながら弟子を教育して優秀な後継者をたくさん排出しました。

つまり、机に張り付きっぱなしでいるよりも運動をした方が、効率が上がって良い結果が出るということです。

BDNF(脳由来神経栄養因子) が運動で分泌されて効率が上がる 


運動をするとBDNF(脳由来神経栄養因子)がたくさん分泌されます。

BDNFとは脳の海馬の部分にあり、ニューロンを新しく作ったり、シナプスの伝達効率を高めてくれます。

要は脳の働きを助けて、いつもよりも活発にしてくれるということです。

例えるなら、ドラゴンボールの悟空の界王拳4倍といったところでしょうか。

あっ!失礼いたしました。

界王拳4べぇといったところです。

また、うつ病は抗うつ剤より運動の方が効果が高いこともこの本では触れており、認知症も加齢でBDNFが減って発症するので運動が効果的とも書いてあります。

年齢を重ねれば重ねるほど動くのがおっくうになりますが、高齢になればなるほど運動の重要性は上がっていきますね

具体的には週に4回、30~60分の有酸素運動、100mのダッシュをする

この本では「週に4回30~60分の有酸素運動、100mのダッシュ」を推奨しています。


有酸素運動はWORKOUTのウォーミングアップで、体を温めるためにする人も多いと思うので取り入れてみてはいかがでしょうか。

実際にジムをどう選ぶかは過去記事をご覧ください。