脳が考えるのをやめる時 後悔しない生き方をするために考えておかなければならないこととは

こんにちは。大関です。

WORKOUTをしようと思っても続かない人やなかなか目標が見つからない人によく墓碑銘を決めようというアドバイスがあります。

海外のお墓には墓碑銘があり、「〇〇を成し遂げた男(女)ここに眠る」というように、生前どんな活躍をしたかがお墓に書いてあります。

例えば鉄鋼王で知られ生前、大富豪になったアンドリュー・カーネギーの墓碑銘は「己より賢き者を近づける術知りたる者、ここに眠る」です。

このように墓碑銘はその人を表しますが、どんな墓碑銘を自分につけたいか?から逆算して人生を設計し、自分自身も成長するための目標を決めようというアドバイスですね。


しかし、脳は意外な反応をすることもあるので墓碑銘から計画をたてる人はこんな実験がされていたことも知っておくといいかもしれません。

脳は死から目を背ける


元々、予測による脳の反応の実験をしている教授がいました。

これは写真を見せる時に、次はどんな写真がスクリーンに表示されるか予想してもらい、当たったら脳はどんな反応をするか?という実験です。

フルーツ、墓地、車、女性の4枚の写真を被験者に見せていき、予めどんな種類の写真が表示されるかは被験者に伝えてあります。

予想通りの時は脳の活動が活発になっていましたが、予想が当たっても脳の反応が止まる写真がありました。

それは墓地の写真です。

最初は墓地の写真に原因があると思いましたが、写真の種類を増やすと墓、埋葬、髑髏、葬式と死を連想する写真には、脳が反応しないことがわかりました。


そう、脳は死を連想するものを拒否するのです。

その死から目を背けようとする有様は、合コンで酔った男子がえげつない下ネタを言った時に、幹事として場を凍らせてはならないと思って、その下ネタから目を背け、違う話題を慌てて振る感じにそっくりとか

特に現代は死が身近にあるということが少なくなってきたので、耐性がなくなっているということもあるようです。

墓碑銘で目標を考えようとしてなかなか決まらない人は、死から目を背けているという脳の反応かもしれないので、意識してポジティブに人生を設計してみてはいかがでしょうか。