カルディはソシャゲのログインボーナスを上手く使って、売り上げをあげている

嶋村吉洋が好きなコーヒーの起源

こんにちは。大関です。

輸入雑貨や珍しいお菓子やおつまみ、そしてコーヒーを販売している「カルディ」というお店をご存知でしょうか。

女性のコミュニティに人気のお店なので、あまり男性には馴染みはないかもしれません。

このカルディはスマホのソーシャルゲームでよくある、ログインボーナスを上手く経営に活かしているんじゃないかと思います。


ログインボーナスとは、ゲームアプリを起動した時にもらえるアイテムで、アプリを立ち上げただけでもらえます。

なので、ついつい毎日アプリを起動したくなりますよね。

ソーシャルゲームでは毎日起動してもらい、長く滞在してもらえばもらうほど売り上げに繋がります。

そういった理由で、WORKOUTを志す人は一度はその名前を聞いたことがあるであろう、「ポケモンGO」や「ドラクエウォーク」のように、長く起動しつづけてもらえるようなゲームを作ったりします。

この考え方をビジネスにも活かせたらいいですよね。

「カルディ」はそれをコーヒーで行っています。

「カルディ」のログインボーナスとは


現在は行っていませんが、昔「カルディ」は、行くとコーヒーが飲めるというサービスをしていました。

もちろんおもてなしの考えでもありましたが、「カルディ」のログインボーナスでもありました。

例えば、お買い物の途中で「カルディ」に立ち寄ったとします。

その時にコーヒーをもらうと、そのままどこかに行こうと考えるのではなくて、飲み切ってコーヒーカップはお店のゴミ箱に捨ててからお買い物を続けたいと思います。

そしてコーヒーを飲み切る間、お店の中を見て回るわけです。

するとお店の中の滞在時間が増え、お客さんはたくさんの商品を見ることになります。

そのうち購買意欲もあがっていき、売り上げに繋がっていきます。

実際、この取り組みは創業期に、第一号店の東京の下高井戸店で行われ、コーヒーのサービスを始めて2か月で売り上げが2倍になったようです。


また人に良くしてくれたら返したくなる、という心理学の「返報性の法則」も発動しますよね。

コーヒーの通常の試飲としての効果も、もちろんあります。

「カルディ」はコーヒーにはこだわりがあり、「カルディ」という名前の由来にもコーヒーが登場します。

元々「カルディ」は人名でした、エチオピアの山羊飼いをしていた人物のようです。

ある日、飼っていた山羊が赤い豆を食べて興奮した様子でした。

その赤い豆がコーヒー豆だったのです。

そしてある修行僧が眠気で悩んでおり、カルディさんと山羊の話を聞いて口にした所、眠気が改善したということで有名になったようです。

なので「カルディ」の手提げ袋には山羊が描かれているみたいですよ。

そして、コーヒーに合いそうなお菓子がたくさん並んでいるのも、ついつい買っちゃいたくなる気持ちを後押しします。

お口がコーヒーなので、頭の中で自然と甘いものとsessionさせちゃうのでしょうね。

WORKOUTも滞在時間が大事


WORKOUTでもジムに滞在することでやる気があがり、もう少し頑張ってみようかなと思うことはあります。

そしてサボらず継続することが大事です。

自分でジムに行く時のログインボーナスを決めてWORKOUTをしてみてはいかがでしょうか。

嶋村吉洋が好きなカルディ