こんにちは。大関です。
WORKOUTをしていく先に憧れるのは強さだと思います。
見せ筋ではない、実用的な筋肉を保有するのはやっぱり軍人さんですよね。
まぁあまり平和な時代には実用的ではありませんが。
6月頃に、最強の打たれ強さを持つ日本人兵士の「船坂弘」さんを特集しましたが、今回はスナイパーとして最強と謳われる方を紹介します。
船坂弘さんを特集した記事はコチラ↓
そして、フィンランドの軍人で『白い死神』という通り名で恐れられた「シモ・ヘイヘ」はあまりに有名なので、それ以外の方を紹介しようと思います。
今回紹介するのは「カルロス・ハスコック」です。
人間の限界を超えた様々な記録を持つカルロス・ハスコック
カルロス・ハスコックは1942年生まれ、1999年に亡くなったアメリカの軍人さんで、主にベトナム戦争で活躍し英雄とたたえられています。
その際はシモ・ヘイヘ同様に通り名があり、「ホワイトフェザー」と呼ばれて恐れられたようです。
また彼は優秀な軍人に与えられる勲章の「シルバースター賞」や名誉ある負傷をしたものに与えられる「パープルハート賞」などを得ています。
そんな彼は訓練兵時代に海兵隊の狙撃訓練の中で、最も難易度が高いとされるAコースで250点中248点という記録を出し、その記録はいまだにやぶられていないというエピソードを持っています。
また彼は、いつも戦闘服を着ている際には、必ず白い羽がついた帽子を被っていました。
それが「ホワイトフェザー」の通り名となるのですが、普通は鳥の羽はチキン(臆病者)と解釈され忌み嫌われます。
しかし、臆病ではなく慎重という意味でつけていたようで、「ホワイトフェザー」に狙われた相手は、どこから狙撃されるかわからずビビらせていたということです。
彼の逸話として500ヤード(450m)離れた相手に狙われていることを察知し、反対に狙撃し返して、相手の眼球に命中させたというものや、本気の時は2500ヤード(2300m)先のターゲットも一撃で倒したというものもあります。
ちなみにこの遠距離射撃の記録は、当時の武器では誰も更新することはできず、記録更新は武器が進歩する35年先まで待つことになります。
こんなエピソードは神話的で魅力がありますが、そういった魅力から映画『山猫は眠らない』の主人公の「トーマス・ベケット」はカルロス・ハスコックがモデルとなっており、そのことは製作者が打ち明けています。
そして、そのトーマス・ベケットをモデルとして日本の漫画の『ゴールデンカムイ』の登場人物で山猫という異名を持つ「尾形百之助」は描かれています。
尾形のライフルの構え方は特徴があり、それがトーマス・ベケット、そしてカルロス・ハスコックと同様となっています。
カルロスハスコックは亡くなっていますが、『山猫は眠らない』の製作者と『ゴールデンカムイ』の製作者でトークセッションをしてほしいですね。
今回はスナイパーでの最強軍人さんを見ていきました。
スナイパーは体の線が細そうなイメージですが、弾薬や銃身などを持って行軍するなど実は鍛え抜かれた人達です。
スナイパーの方々にも負けないようにWORKOUTをしていきましょう。