こんにちは。大関です。
昔、『ショーシャンクの空に』という映画を見たことがあります。
この映画は無実の罪を着せられた主人公が、自由を求めるために刑務所から脱獄するストーリーです。
脱獄は肉体的、精神的にかなり負担を強いられます。
それだけにもし脱獄に成功したら、その後の人生はWORKOUTなど楽ちんになりますね。
そんな大脱走をする話が2ちゃんねるに投稿されていました。
スレッドの名前は『ワイ将、社畜1ヵ月練りに練った寮脱出を本日決行』です。
スレ主の経歴から脱出、その後まで
2ちゃんねるには虚実が入り混じった情報が書き込まれます。
このスレッドも最初から嘘の可能性もありますが、緊迫感があり内容がとてもおもしろいです。
まずスレ主は今回社員寮からの脱出をすることを書き込みます。
そして現在自身が置かれた状況を説明します。
それによると飲食店に勤めるスレ主は、前提として辞表を出したら、会社の受理に関わらず仕事を辞められることを知りません。
仕事は仕込みも一人で行っており長時間労働で、インフルエンザでもお店が火事になっても休めなかったそうです。
その対価は12万円。
そこから寮費と食費と光熱費で5万円引かれ、エアコンや洗濯機も数百円ずつかかる寮で生活しているようでした。
映画『ショーシャンクの空に』でも事前に脱走のための下ごしらえをしますが、スレ主も寮の見回りの時間や監視カメラかダミーか本物かを確認。
そして深夜2時～2時半までの間しか脱出の機会がないことを割り出していました。
時計が深夜2時をまわり、いざ脱出がスタートとなりましたが、脱出経路に想定していた寮の食堂に食堂担当の人間が早めに来てしまい、早速ピンチに陥ってしまいます。
そこからスレ主の投稿が無くなり、スレ民たちはスレ主が捕まってしまったと思っていました。
しかし数十分後にスレ主が寮から脱出したことを報告します。
スレ民はどうやってピンチを脱したのか質問すると「2万包んだ」という賄賂報告。
しかし「食堂担当のおばちゃん、前の奴は3万だったと言って納得させるのに時間がかかった」と発言し、過去にも脱走が起こっていたことが発覚します。
さらに数十分後、スレ主は自身の携帯電話に多数の着信があったことを報告します。
この着信はすでに会社には脱出がバレてしまったことを表しています。
2万円の賄賂ではその場は見逃しても、食堂のおばちゃんは即会社に報告したということかもしれません。
これにより2ちゃんねるでこのスレを見ていたスレ民から、救護班として車でスレ主を助けようかという人もいました。
しかし会社の対応の速さから考えて、会社の人間もこのスレを見ている可能性があり、救護班と思って接触したら会社の追手だった場合、捕まってしまいます。
スレ主は疑心暗鬼になって救護班をあてにすることはできず、数キロ先のターミナル駅までひたすら実況しながら歩き、時には走って逃走します。
そして脱走を始めて約2時間半後、無事に電車に乗れたようで大脱走は成功します。
約9ヵ月後。
本人かはわかりませんがスレ主から報告が書き込まれます。
しかしそれによると脱出した後は1度実家に帰り、その後日本1周を行った事。
そしてそこで出会った女性と、知り合って1ヵ月のスピード結婚をしたことを明かします。
最後はハッピーエンドでした。
ストレスの多い状況だと食事も増えてしまったり、WORKOUTをする時間もなくなってしまうので、スレ主が行った行動は英断だったかもしれません。
自身が健康的に活躍でき、WORKOUTができる職場で働きましょう。
