こんにちは。大関です。
Twitterを見ているとユーザー名のあとに『金森式~』と書いてる人がいます。
そしてプロフィールを見てみると、ダイエット用のアカウントが多い印象です。
今まで「そういうダイエットが流行っているのかな?」と思っていたのですが、これは金森重樹さんという方が提唱するダイエット方法を実践しているアカウントのようですね。
金森重樹さんは変わった経歴です。
インストラクターなどではなく、東大を卒業してから不動産や建築、介護事業などを行っているオーナーさんです。
『ガチ速“脂“ダイエット』はその金森重樹さんが書いた本です。
確かに社長やオーナーになる人は健康にも気をつかって、ジムに通っているイメージがありますが、実際に本を出すときは「成功とは?」という内容が多い気がします。
ダイエット本を出すオーナーさんというのは珍しいですよね。
きっかけは金森重樹さんがある論文を読んだことから始まったようです。
旧石器時代の人は歯磨きをしなくても虫歯にならなかったのか?という疑問から生まれたダイエット方法
金森重樹さんはスイスのベルン大学の教授の論文を読んだそうです。
その論文によると「4週間、旧石器時代の食生活をしたら口の中の健康状態はどうなるのか?」というものです。
旧石器時代の食生活とは肉や魚、ナッツを食べ、小麦やお米、パン、芋、乳製品を摂らないというものです。
この論文は旧石器時代には歯ブラシなどの歯のケアをする商品がなかったのに、どうやって歯の健康を維持していたのかを探る目的がありました。
歯ブラシどころか歯医者もいなかったでしょうし。
4週間後。
歯を全く磨かなかったのに歯茎の出血は減少し、口の中の健康状態は改善していたといいます。
これを金森重樹さんも試した所、口の中の健康状態が改善されましたが、さらに2ヵ月で体重が90キロから58キロに減ったそうです。
実際に行うことは糖質を制限し、体を動かすための資質を多く摂る『断糖高脂質』ダイエットです。
そのためにはお米や麵類などの糖質が含まれる食品は当然食べず、肉や魚などのたんぱく質と脂質が多く含まれる食事を徹底します。
すると体は糖質からエネルギーを作り出すのではなく脂質からエネルギーを作り出すようになります。
この知識は糖質制限をしたことがある方なら聞いたことがあるかもしれません。
そして金森重樹さんのダイエット法はたんぱく質2割、脂質8割、そして糖質は0というかなり極端に振ったものとなります。
低糖質ダイエットではなく0ということですね。
そして糖質を完全に断ち切るための食事例も記載されています。
糖質は摂らないようにし、たんぱく質を中心に食べている人も多いと思います。
しかしたんぱく質でも糖質ほどではないにしろ血糖値があがり、インスリンが体内に分泌されます。
インスリンが分泌されると体は中性脂肪を体の中に蓄えようとして太るので、インスリンを出さなくて済む脂質が良いというのが金森式ダイエットになります。
このダイエット方法は脂中心の食生活になりますが、体を慣らすことで脂ばかり食べても胸やけなどはしなくなるようです。
ダイエットをしていると減らなくなってくる時期がありますが、そういった時は『断糖高脂質』ダイエットを試してみてはいかがでしょうか。