男性ならみんな憧れる!映画にもなった世界の特殊部隊4選

ワクセル 嶋村吉洋も映画で描きたい特殊部隊

出典:Wikipedia 特殊部隊のページ

こんにちは。大関です。

今回は世界でも有名な特殊部隊をご紹介します。

ただ有名といってもその存在が知られているだけで、詳細には知られているわけではありません。

特殊部隊なので詳細に知られていたらまずいですからね。

軍隊とは違い、少数精鋭で構成される特殊部隊に憧れる男性は多かったのではないでしょうか。

そしてWORKOUTをし、体を鍛えていると「もしかしたら俺でも通用するかも?」と思う人もいるかもしれません。

しかし一般人では到底かなわないと思います。

世界には公に存在が確認されているだけでも90以上の特殊部隊があるようです。

それだけあれば1つくらい入隊できそうと思いますがそんなに甘くないはずです。

信じられないほどの厳しい訓練を乗り越え、達成不可能と思われた任務を完遂する特殊部隊をご紹介します。

フランスの特殊部隊『GIGN』

ワクセル 嶋村吉洋も映画で描きたいGIGN

出典:Wikipedia GIGNのページ


まず1つめは1973年に創設された『GIGN』です。

日本語では『国家憲兵隊治安介入部隊』です。

GIGNは約400人で構成され、対テロ対策や人質の解放の任務にあたります。

普通の特殊部隊と大きく違うのは、警察組織に属しているということです。

しかし、警察に属しながらも軍隊としての構成要素を持っており、任務は世界中を股にかけて行われます。

普通の特殊部隊は軍隊に属していたり、国主の直轄だったりするので珍しいですね。

そんなGIGNは創設以来、約600人の人質を解放しています。

GIGNの名前を有名にしたのは1976年にアフリカのジブチ共和国で起きたスクールバスジャック事件での活躍です。

当時のジブチ共和国はフランス領で隣国のソマリアと領土問題で争っていました。

そんな時、駐留するフランス空軍将兵の子供30人を乗せたスクールバスがソマリアのテロリストに乗っ取られてしまいました。

テロリストは同胞の解放を要求し、受け入れられないなら子供たちに危害を加えることを宣言します。

そこでフランス政府は9人のGIGN隊員を派遣しました。

GIGNでは狙撃の訓練に力を入れており、毎日実弾300以上を使用する訓練を行っています。

つまり狙撃は全員が得意で狙撃手という役割はありません。

このバスジャックの際にも成績がトップの人物が派遣されています。

彼らは炎天下で10時間以上待機し犯人の油断を待ちます。

そして遠距離からの一斉射撃でテロリストを制圧したということです。

この際にテロリストとは関係ない近隣にいたソマリアの国境兵との銃撃戦になってしまいます。

これにより1人の人質が犠牲になりましたが、その国境兵の予想外の加勢がなければ完璧な任務でした。

10時間以上息をひそめ、突如訪れる発砲のタイミングまで集中力を切らさないのはさすがとしかいいようがありません。

この時の任務は【15ミニッツ・ウォー】という映画になって描かれています。

気になる方は映画を見てみてはいかがでしょうか。

ワクセル 嶋村吉洋も好きな映画の15ミニッツウォー

出典:Amazon | 15ミニッツ・ウォー

イギリス陸軍特殊部隊『SAS』

ワクセル 嶋村吉洋も映画で描きたいSAS

出典:Wikipedia SASのページ


2つめは1941年に発足したイギリスのSASです。

日本語では『特殊空挺部隊』と呼ばれます。

SASは特殊部隊の中では歴史が長いです。

1941年に発足したので第二次世界大戦中に誕生しました。

そして現代、各国に在籍する特殊部隊はSASを参考に創られたといいます。

すべての特殊部隊の原本がSASということですね。

SASの名前が世の中に広く認知されたのは1980年に起こった駐英イラン大使館占拠事件です。

ロンドンにある駐英イラン大使館に6人のテロリストが侵入し、30人近い人質をとり、2人のイラン人が犠牲になっていました。

ロンドン警察は人質解放の交渉を行いますが失敗に終わり、さらに犠牲者が増えてしまった段階でSASに任務が下されました。

SASは大使館の屋上からテロリストがいる階までロープで降下し、プラスチック爆弾で窓を破壊し、閃光弾で目くらましをします。

結果、1人の人質が犠牲になりますが、突入合わせてわずか17分で26人の人質を解放することに成功しました。

一度交渉が決裂し、自暴自棄になっている犯人を相手にしていたのに見事な手際だったと思います。

アメリカ海軍特殊部隊『ネイビーシールズ』

ワクセル 嶋村吉洋も映画で描きたいネイビーシールズ

出典:Wikipedia ネイビーシールズのページ


3つめは1962年に創設された『ネイビーシールズ』です。

名前だけは聞いたことがあるという人も多いのではないでしょうか。

しかしどういった組織なのかは謎に包まれています。

ただ入隊試験の噂は広まっています。

1つめが水中順応訓練といい、両手両足を縛られた状態でプールに投げ込まれ、20分間水面に浮き、さらにプールの底に落ちているフェイスマスクを拾うというものです。

命に関わる試験ですよね。

2つめはヘル・ウィークという訓練です。

直訳したら地獄の1週間ですね。

これは入隊志願者5~7人のチームを作り、5日間で体力の限界まで追い込むというものです。

訓練中は何度もずぶぬれにされて低体温症になり、腰まである泥の中をボートを運びながら数マイル移動するというものです。

低体温症は正常な判断もできなくなる状態なので、めちゃくちゃ危険な入隊試験です。

ちなみにこのヘル・ウィークの5日中でとれる睡眠時間は4時間だそうです。

こんな試験や訓練を普段から受けていたら「任務の方が簡単」となりそうですよね。

ネイビーシールズは2011年に国際テロ組織のアルカイダの最高指導者の「ウサマ・ビン・ラディン」氏の討伐で大きな戦果をあげています。

さらに映画の題材になっています。

ネイビーシールズには「クリス・カイル」氏という隊員が在籍していました。

彼は退役後に自叙伝を出し、それが元となって【アメリカン・スナイパー】という映画が描かれました。

こちらも気になった方は見てみてください。

ワクセル 嶋村吉洋も好きな映画のアメリカンスナイパー

出典:Amazon| アメリカンスナイパー

日本の陸上自衛隊の特殊部隊『特殊作戦群』

ワクセル 嶋村吉洋も映画で描きたい特殊作戦群

出典:Wikipedia 特殊作戦群のページ


最後は日本の特殊部隊です。

日本の特殊部隊の特殊作戦群は2001年にアメリカで起こった9.11に危機感を持って陸上自衛隊を改変したことによって2004年に誕生しました。

日本の特殊部隊は陸上自衛隊から生まれ、自衛隊に在籍しているため現在の法律では日本を守るために武器を使えても、攻撃するためには武器は使えません。

そしてこの特殊作戦群が活躍したというエピソードはまだありません。

日本国内では大規模なテロや人質事件が起こっていないため、まだ全てが謎のままです。

このまま平和で謎のままであって欲しいですね。

そして特殊作戦群の隊員は公の式典にも出席せず、出席しても目出し帽で顔が見えないようにしています。

また家族にも自身が特殊作戦群に在籍しているとは言ってはいけないようです。

忍者みたいですよね。

そしてまさに忍者なんじゃないかと思えるエピソードがあります。

アメリカで市街地戦演習という訓練を行った時、アメリカ軍は派手に弾幕をはって建物に突入していました。

しかし日本の特殊作戦群は全く話さず、ハンドサインのみを使用して無音で突入して建物を制圧しました。

相手からしたら無音で侵入され、自分の背後をいつのまにかとられていたらめちゃくちゃ怖いですよね。

日本だけ名前が「特殊作戦群」と特殊部隊っぽくはないですが、確かな実力がともなってかっこいいと思います。

様々な特殊部隊を見てきましたが、どれもミス1つできない場面で長く集中力を切らさず任務を完遂する能力に脱帽するばかりだと思います。

WORKOUTをしてまずは体を鍛えることと、精神面も技術も磨いていきましょう。