こんにちは。大関です。
以前この夏の暑さを乗り越え、さらに鍛えた体を余すことなく見せつけられる世界のウォータースライダーをご紹介しました。
そして最近は読者の方に涼んでもらおうと思い、有名な怪談をご紹介しています。
ということで今回は夏の暑さが気にならなくなるほどの恐怖を感じられる、お盆休みにおすすめなアクティビティを取り上げます。
中国 断崖絶壁空中ブランコ
出典:重慶市民、スリル満点な「崖のブランコ」を体験_中国網_日本語
まず1つ目は比較的近所の中国の恐怖のアクティビティを紹介します。
断崖絶壁にそびえる空中ブランコです。
これは中国の重慶市綦江区(きこうく)にあるオルドビス紀をイメージしたテーマパーク内にあります。
オルドビス紀とは紀元前の地球の時代の中で、約4億8830万年前~4億4370万年前の期間をそう呼びます。
オルドビス紀はオウムガイなどの軟体動物や三葉虫のような節足動物など、生物が多様に進化した時代です。
そんなオルドビス紀をイメージしたテーマパークなので見るだけでも楽しめると思いますが、恐怖を感じたい人は断崖絶壁空中ブランコを体験してみましょう。
中国の重慶市の険しい山々と大自然はオルドビス紀を彷彿とさせるには充分です。
空中ブランコはその天然の崖にせり出すように建てられています。
高さ300メートルの場所に設置してあり、ブランコ自体の長さは4m。
スイングさせれば自分が崖の下にダイブするような感覚が味わえます。
もちろん命綱はついていますが、それも「もしちぎれたら?」と想像したらさらなる恐怖を感じることができますね。
この空中ブランコに乗るための料金は日本円で100円程度でとても人気があり、4時間待ちという盛況っぷりです。
ヨハネスブルグ 廃冷却塔を再利用したフリーフォール
出典:アフリカ中南部-B (南アフリカ共和国編) /ソウェト・プレトリア』南アフリカ共和国の旅行記・ブログ
日本からは遠く離れた南アフリカのヨハネスブルグには世界最大のフリーフォールを楽しめる施設があります。
フリーフォールは日本でもお馴染みのアクティビティなので知っている方も多いと思いますが、垂直落下を楽しめる絶叫マシンですね。
日本では地上からまっすぐ建てられた支柱を囲むように椅子が配置され、その椅子に人間が座ったら上昇し、一気に下降するものが人気がありますね。
しかしヨハネスブルグにあるフリーフォールは大きな壺のような形をしています。
しかも遊び心満載なペイントをして遠目にみても目立ちます。
実はこの大きな壺のようなフリーフォール施設は元々は発電所の冷却塔でした。
その冷却塔を再利用してフリーフォール場にしているという珍しい施設です。
可愛らしい見た目とは裏腹に高さ70mほどから一気に下降することができます。
70mというと、ビルの20階建てと同じくらいの高さです。
そんな高さから下降したらヒュンヒュンする感覚がずっと続いてしまいますね。
落下の最高時速は100㎞にも達するようですので、落下系の恐怖を感じたい人はぜひ乗ってみてください。
トロント SNSでバズる写真を撮るならエッジウォーク
出典:CNタワー エッジ ウォーク – 行く前に!見どころをチェック – トリップアドバイザー
カナダのトロントにはエッジウォークという高所恐怖症の人には地獄のようなアクティビティがあります。
エッジウォークはトロントにある電波塔のCNタワーで体験できます。
このCNタワーは東京タワーより高く、スカイツリーよりは低いというちょうどいい高さをしています。
CNタワーは高さ553.33m、階数にして131階あります。
展望台のある電波塔としては世界第3位の高さを誇ります。
1976年に建築され、それ以来トロントの代表的な観光スポットとなっています。
そのCNタワーの高さ356mの場所にエッジウォークがあります。
高所恐怖症の人は写真だけでも怖さを感じているかもしれませんね。
CNタワーを囲むように設置された鉄の足場に沿って歩くことができます。
これだけの高さなのでかなり強風も吹いています。
しかし足場の幅は1.5mと狭く、人が2人で並んで歩いたら外側を歩いている人は真っ逆さまです。
もちろん頑丈な安全ベルトはありますが、それでも怖いですよね。
ここで写真を撮る場合はスマホを誤って落とさないようにネックストラップなどは必須ですね。
ここでの散歩は約30分楽しめます。
360°じっくり楽しめますね。
スイス 最大傾斜106°のゲルマーバーン
出典:スイス 山岳ホテル No.4 – themountainhotels ページ!
スイスには雄大な自然があるというイメージを僕は持っています。
山々があり、山頂には少し雪が残っており、湖もあって太陽の光もしっかり届く場所に山小屋を建てて、白髪の老人がキセルでタバコを吸っている印象です。
もちろんでかい犬を飼っています。
そんなイメージのスイスにはゲルマーバーンというアクティビティがあります。
このアクティビティは元々はアクティビティではなく、ただの移動手段でした。
ゲルマーバーンはスイスのベルン州グリムゼル峠の近くにあるケーブルカーでした
スイスの山や谷を結び、元々は水力発電の作業用として作られたものでしたが、あまりにも景色が良いということで2001年8月4日から観光用として運用されています。
元々が移動手段だったので絶叫マシンとは違い、時速7㎞というとてもゆっくりしたスピードで動きます。
これだけだと全然恐怖を感じませんよね。
実はゲルマーバーンが通る場所があまりにも急峻でした。
最大傾斜106°の急斜面を移動するということが恐怖ポイントです。
90°が直角ということを昔学校で習いました。
106°はイモリやトカゲじゃないと壁にくっついていられないと思いますが、それを時速7㎞というゆっくりなスピードで通過します。
絶叫マシンのようなスピードなら一瞬我慢すれば過ぎ去っていきますがじっくり恐怖を味あわせてくるのがゲルマーバーンです。
しかも移動距離は1028m、所要時間は10分というアクティビティにしては長い時間かけて体験します。
また登りはまだいいのですが、問題は帰りです。
谷底をじっくり見ながらゆっくり降っていくのはとても怖いと思います。
イギリス まるでドラゴンボールのあの人!ウイングウォーキング
出典:翼に立って空飛ぶ93歳、最高齢のウィングウォーカー|ギネス世界記録、空の記録 | ギネス世界記録
最後はイギリスのロンドンで体験できるウイングウォーキングです。
このアクティビティは名前の通り、飛行機の翼の上に乗って空中をまるでウォーキングしているような感覚になれます。
考えた人はかなりぶっとんでますね。
また電線などが全くない場所や鳥も全く飛ばない場所で行わないと、とんでもないことになります。
やり方は飛行機の翼の上に立ち、体をロープでしっかり固定します。
あとは空に向かって羽ばたくだけです。
なんと飛んでいる時に飛行機はアクロバットを行い、グルグル回ったり急降下したりもします。
飛行速度は約180㎞ほど。これまで紹介したどのアクティビティよりも速いスピードです。
このアクティビティをする場合は万が一に備えてパラシュートを背負い、爆音対策に耳栓をします。
万が一があることが怖いですね。
そしてこれだけのスピードなのに悠然と立っている姿を見て僕はドラゴンボールの桃白白を思い浮かべました。
桃白白は移動するために柱を指一本の打撃で建物から抜き取り、それを投げてさらにその投げた柱に飛び乗り、高速で移動しました。
その姿がウイングウォーキングの搭乗者そっくりです。
しかし桃白白はロープなどで体を固定することもなく、体を横にしてサーフィンのように柱に乗っていました。
ということで桃白白が一番の恐怖ですね。
恐怖に打ち勝つためにもWORKOUTを継続していきましょう。