こんにちは。大関です。
年末年始は普段に比べたら比較的時間があるという方は多いと思います。
初詣に行ったり箱根駅伝を見たりしてゆっくり過ごす方も多いのではないでしょうか。
人によっては時間が余って退屈かもしれません。
そんな方には幾多のプレイヤーの時間を溶かした『プーさんのホームランダービー』というゲームをご紹介します。
Yahoo!きっずで配信された子供向けゲーム?プーさんのホームランダービーの概要
このゲームをご存じの方は「このゲーム配信終了してなかったけ?」と思った方もいるかと思います。
また「なんてとんでもないゲームを紹介するんだ」という感想の方もいるかもしれません。
実はこのゲームは2008年7月に発表をされたゲームで、2020年12月16日に惜しまれつつ配信を終了しています。
プーさんのホームランダービーはYahoo!きっず内の「Yahoo!きっずゲーム」で配信されたブラウザゲームです。
なので無料でプレイすることができました。
Flashのサービス終了に合わせて2020年12月に配信も停止しましたが、アーカイブを残してくれている方がおり、現在でもネットで探せば簡単に見つけられます。
アーカイブは日本語版も英語版もありますが、英語版の方が挙動が比較的安定しているようです。
そして「なんてとんでもないゲームを紹介しているんだ」という感想を持つ方がいる理由も解説していきます。
プーさんのホームランダービーはディズニーのくまのプーさんのキャラクターが登場する可愛らしいゲームです。
ゲームの内容はプーさんがバッターになり、プーさんの物語に出てくるキャラクター達がピッチャーになりホームランの本数ノルマをクリアしていく野球ゲームです。
本格的な野球をするわけではなくピッチャーが投げる球のうち、〇球をプーさんがホームランにしたらクリアという単純な内容です。
この単純な内容と可愛らしいキャラクター達は子供向けですが、そのゲーム難易度はとても子供がクリアできるほど生易しいものではありませんでした。
というか大人でも気軽に挑めるものでもありませんでした。
配信スタートをして最初のうちは全く話題にならなかった同ゲームですが、この難易度がネットで話題になったのが2012年からです。
また話題になったのがお正月だったので、それ以来このゲームの愛好家はお正月にこのゲームをして、いたずらに時間を溶かしていたという経緯があります。
プーさんのホームランダービーの難易度を上げた名投手や原因
プーさんのホームランダービーの高すぎる難易度を上げた原因はあまりにも優秀な投手陣とクリアノルマの高さ、そしてホームラン以外は得点にならないというルールです。
ヒットも凡打と同じ扱いなので100エーカーの森の柵の向こうへ白球を飛ばす必要があります。
表向きは子供向けゲームなので練習相手にピッタリな打ちやすい投手もいますが、徐々に球質が変わり、ホームランのノルマ本数が上がっていきます。
そんな強力な投手陣をご紹介します。
1.イーヨー
最初のピッチャーはロバのぬいぐるみのイーヨーです。
このキャラクターは物語中でも自信なさげで悲観的、しかし優しい性格をしています。
その性格を反映したかのように遅めの棒球をど真ん中に投げ込み、ゲームを起動したばかりの子供達の良き練習相手になってくれます。
投げ方は後ろ足で蹴るようなフォームで投球してきます。
投球は10球でノルマは3ホームランなのでとても良心的。
ゲームに慣れるにはもってこいの投手です。
2.ランピー
2番目の投手はゾウの子供のランピーです。
ランピーは鼻を左右に振り、その反動で速い直球をど真ん中に投げ込んできます。
球速は速くなりましたが、野球ゲームは遅い球の方が打ちづらいのでイーヨーよりも難易度は優しく感じるかもしれません。
しかし15球の投球に対してノルマは5本なのでノルマの難易度は多少あがっています。
3.ピグレット
3番目の投手はブタのぬいぐるみ物語中ではレギュラーのピグレットです。
ピグレットは二足歩行なのでしっかり腕を振ってボールを投げてきますが、バレーボールのサーブのように頭上にボールを上げてから投球してきます。
放たれたボールには緩急が若干つき、コースもど真ん中に加えて左右に投げ分けてきます。
ノルマも20投球中8球ということで4割の確率でホームランを打つ必要があります。
4.カンガ&ルー
4番目の投手はカンガルーのぬいぐるみの親子のカンガ&ルーです。
ぬいぐるみで親子ってよくわからないですが親子です。
カンガ&ルーは子供のルーが球を持っており、母親のカンガに渡した後に投球動作をほとんどせずに投げ込んできます。
そして放たれたボールは物理法則を無視し、上下に浮き上がったり沈んだりを繰り返します。
もちろんど真ん中だけでなくコースにも投げ分けます。
現実なら絶対に打てないこの変化球ですが、実はこのゲームには上下の判定がないために普通の直球と同じ感覚で打てます。
ただ少し判定が後ろ側になっているので気持ち引き付けて打つことで攻略できるのではないかなと思います。
ノルマは25投球中12ホームラン。
5.ラビット
5番目はウサギのラビットです。
ラビットも腕を振って投げる投手ですが、左利きです。
ただこのゲームは右投げ左投げで特に打ちにくくなるわけではないので特に気にしなくて大丈夫です。
しかしラビットの特殊能力は投げ始めはスローボールなのに途中から速くなるという直球です。
ですがタイミングさえ合わせてしまえば難易度は優しいと思います。
ノルマは30本中15ホームランで、いよいよ5割の確率でホームランを打つ必要があります。
6.オウル
6番目の投手は100エーカーの森の長老のフクロウのオウルです。
ここから難易度が一気に上がります。
オウルは右の翼を振ってボールを投げますが、なんとこのボールが左右にジグザグに曲がりながら進みます。
カンガ&ルーの時のように判定が直球と変わらなかったらいいのですが、オウルの場合はジグザグに判定が変わります。
なのでバットで確実に捉えたと思っても凡打になることや空振りをすることが多発します。
プーさんのホームランダービーではゲームをするとボーナスポイントがもらえ、ステータスを強化することができます。
オウルと対峙する時はステータスを上げて挑むことをお勧めします。
ノルマは35球中19ホームランです。
7.ティガー
7番目の投手はトラのぬいぐるみのティガーです。
ピグレットとともにプーさんのレギュラー格のキャラクターですね。
ティガーも二足歩行で腕をしっかり振ってボールを投げます。
そしてティガーが持つ特殊能力は消える魔球。
直球の途中でボールが見えなくなります。
ただオウルのように判定が移動するわけではなく、軌道を予測してバットを出せばいいので比較的難易度は優しくなっています。
ノルマは40球中28ホームランと難易度は高いですが、ティガーを倒せばゲームはクリアということになります。
スペシャルステージ
最後に隠しボスとしてクリストファー・ロビンが登場します。
このロビンの存在があったからこそプーさんのホームランダービーは話題になりました。
それほどロビンに苦汁をなめさせられた大人のプレイヤーは多かったということです。
ロビンは今までの投手が使用した特殊球を全て取得しています。
その特殊球を完全にランダムで投げてきます。
なのでオウルのジグザグに進むボールも投げます。
しかも直球はランピーの球よりも断然速く、緩急もコースの投げ分けもしてきます。
ティガーの消える魔球も投げますが直球だけで、ジグザグに進む投球が消えないのは一片の良心かもしれません。
そしてノルマはなんと50球中40ホームランと実に8割もホームランを打つ必要があります。
このノルマの高さは勝ちが見えた時に強烈なプレッシャーに変わります。
年末年始にはプーさんのホームランダービーをしてみてください。
あと休みでだれてしまう時期もWORKOUTを継続していきましょう。