こんにちは。大関です。
YouTubeに『ワクセル公式YouTubeチャンネル』というものがあります。
ワクセル公式YouTubeチャンネルではたくさんの動画がアップされていますが、藤川球児(ふじかわきゅうじ)さんの対談動画が興味深かったです。
藤川球児さんはプロ野球選手として阪神タイガースで大活躍し、大リーグでも活躍した方で、このブログのテーマのWORKOUTにもリンクしますね。
過去にも見たことがある動画なのですが、改めて見返してみました。
藤川球児さんの動画は2021年11月10日に投稿されています。
2020年に現役引退しているので、まだ現役時代の空気を多く纏い、そしてプレイヤーとしての野球以外のことに新たにチャレンジしている真っ只中のタイミングでの動画です。
ファンだけでなく、現役で活躍している選手もセカンドキャリアを考える上で、貴重な資料になる動画だと思います。
ワクセルの対談動画で藤川球児さんの意外な素顔が見れる
藤川球児さんといえば、代名詞は『火の玉ストレート』です。
しかし、あまり野球を知らない人が『火の玉ストレート』と聞いてもよくわからないと思います。
また「藤川球児という選手はストレートで強気に打者を攻めて、三振に打ち取っていったんだぞ」なんて聞くと、荒々しく、気性の激しい人なのではないか?と思う人もいるかもしれません。
事実、藤川球児さんのストレートは歴代最強と言われます。
最高球速は156km、平均球速は149kmで、球の速さだけではもっと上の投手もいます。
ただ、プロ野球中継の画面からでも伝わるほど打者の手元でホップ(伸びる)するストレートで、相手打者としては浮き上がってくる感覚だったようです。
最近は元プロ野球選手がたくさんYouTubeをしていますが、古田敦也さんの『フルタの方程式』の歴代最優秀ストレート賞でも藤川球児さんが選ばれていました。
打者として対戦した元ヤクルトスワローズの真中満さんや古田敦也さんはボールの1個上をバットで振る感覚だったと発言しています。
そして今でも語り継がれる藤川球児さんの伝説といえば、2006年と2007年のオールスターです。
2006年はパ・リーグ選抜の西武ライオンズのカブレラ選手、日本ハムファイターズの小笠原選手に「予告ストレート」を行い、予告通りに全球ストレート勝負で三振に打ち取ります。
せっかくのオールスターゲームなので「野球漫画のような世界を創りたい」という想いから野球漫画のようなパフォーマンスをしファンを楽しませてくれました。
西武のカブレラ選手に全球ストレートというジェスチャーを送りますが普段のゲームではそんなことは絶対にありえないので意図が伝わりません。
しかし、意図がわかるとカブレラ選手は「ニヤリ」と笑い、全身全霊でのフルスイングで応えていました。
まさに力と力の勝負で鳥肌が立ちますね。
そして翌、2007年は「俺の変化球なんか誰も見たくないでしょ」と発言し、またも予告ストレートで全球ストレートを投じ、2三振を奪います。
プロの選手で投げる球種がわかっているのに打てない、それが藤川球児さんのストレートです。
そんなエピソードを聞いていると、前述の通り恐い人というイメージになるかもしれません。
しかし、ワクセルの対談動画ではとてもおだやかに話しており、大リーグにチャレンジした際は日本と違う状況や価値観の違いに戸惑い、悩みがあったことも吐露しています。
日本で大活躍し、次のステージを求めて進んだ大リーグで、壁にぶつかり、たくさんの障害を経験してたんだなと感じ取ることができます。
プロスポーツ選手として活躍するには、気の強さも必要だろうと僕は勝手に思っていたのですが、やはり1人の同じ人間なんだなという感想を、動画を見ていて持つことができると思います。
ワクセルの対談動画で火の玉ストレートに言及しています
先ほど、藤川球児さんの代名詞である『火の玉ストレート』について元ヤクルトスワローズの真中さんや古田さんの証言と共に紹介しました。
ワクセルの対談動画の中でも、藤川球児さんが火の玉ストレートについて言及しています。
それは「火の玉ストレートに見える普通のストレートもある、変化球に見える火の玉ストレートもある」というところです。
現役時代に対戦した選手達は「藤川球児の球は伸びるからボールの1個上を叩こう」と考えて打席に入ります。
しかし、同じストレートでも少し変えて投げており、それによって1流の打者も打ち取っていたようです。
そして現在は若手の選手と会話する中で「藤川さんのようなストレートは持っていないから無理です」と藤川球児さんの指導を聞き入れない選手もいるそうです。
しかし、藤川球児さんの火の玉ストレートはとにかく試行錯誤して、長い時間をかけて手に入れたもので、一朝一夕にできたものではありません。
マスコミなどが『火の玉ストレート』と紹介したことでプロの選手ですら思い込みができ、アドバイスの深みを理解してくれない時があるということです。
実際に藤川球児さんはプロ入り5年目くらいまでは下積み時代です。
しかし、芽が出ない時も自分の中でたくさんの経験をして、自分の中にある引き出しをたくさん開けて火の玉ストレートにたどり着いたと言っています。
たしかにすごすぎる!と目の前で実力差を見せつけられたら自分には無理!と思ってしまう気持ちもわかります。
ただ、その深みを理解する選手は「それから長く活躍する」と藤川球児さんは発言しています。
これはとても興味深いですね。
ワクセルの対談動画を通じて藤川球児さんが現在取り組んでいることが伝わる
出典: 火の玉ストレート プロフェッショナルの覚悟 Amazon販売ページ
最初の項で、この対談動画は現役選手が引退後のセカンドキャリアを考える上でもためになる資料だ、と書きました。
ワクセルの対談動画の概要欄には藤川球児さんの書籍【火の玉ストレート プロフェッショナルの覚悟】と藤川球児さんのYouTubeチャンネルのURLリンクが貼ってあります。
プロ野球で活躍した選手はプロの世界での貴重な体験や経験を、これからの未来ある子供達に伝えることでとても喜ばれます。
手軽に見れる動画配信もですが、本もとてもためになると思います。
ワクセルの対談動画の中で藤川球児さんが28歳の時に出した本は、「当時悩んでいた時だったから、僕は悩みながら前進する」という内容を書いた、と話しています。
今回の【火の玉ストレート プロフェッショナルの覚悟】は「完成形」と表現しています。
本は動画と違い、深く自身と向き合って執筆していくと思います。
その時に本当に考えていることが本には表れます。
ワクセルの対談動画には現役を引退して、1年経って、新しいチャレンジをしている藤川球児さんがどんなことを考えているのかがおさめられていると思います。
ワクセル主催の嶋村吉洋さんも本を出しました
今回はワクセル公式チャンネルの動画について紹介しましたが、「ワクセルとは?」という部分を書いてなかったので載せておきます。
ワクセルはこのブログの運営者の嶋村吉洋さんが主催するソーシャルビジネスコミュニティです。
僕と嶋村吉洋さんは知り合いの方からWORKOUTという共通の趣味を通して紹介していただいて仲良くさせてもらっており、現在はこのブログを任せてもらっております。
嶋村吉洋さんが主催するワクセルでは様々な方とコラボレートしてたくさんのプロジェクトを立ち上げています。
今回の藤川球児さんのような著名な方との対談。
またこれから世の中で重要になってくる分野で活躍している方とコラボレートすることにより、世の中にもっとワクワクを提供できるようにトークセッションや講演会を行っています。
現在ではコラボレーターの方は1300人以上。
立ち上がったプロジェクトは100以上です。
最近ではワクセル公式ホームページもコンテンツが充実しています。
コラボレーターさんの経歴や実績がわかる「ワクセルコラム」やタイムリーにコラボレーターさんの活動がわかる「ワクセルニュース」など毎日勉強になる記事があがっています。
そしてトークセッションや講演会の一部は、今回紹介したようにYouTubeのワクセル公式チャンネルで公開しています。
藤川球児さんのように大きな功績をあげ、現在は後進を育て、自身が成し遂げたことを本や動画として残している方もコラボレーターとして参加しています。
そんな方を探してみるのも楽しいかもしれませんね。
そしてワクセルを主催する嶋村吉洋さんも本を出版しました。
本の題名は『うまくいくリーダーだけが知っていること』です。
嶋村吉洋さんはワクセルの主催の他に映画プロデューサーとして映画を製作したり、投資家として活躍し、オリコンなど誰でも知っているような会社の大株主となっています。
ご自身は成功され、現在は後進を育てており、仕事をする上で大切にしてきたことや、結果を出すために大事にしていることを聞きたいという人はたくさんいると思います。
そんな嶋村吉洋さんが十数年かけて経験したことを本で一瞬で学べるのはありがたいですね。
本の中では人を育んでいくための「場をつくること」をテーマに書かれています。
そのために嶋村吉洋さんが周りの人とどう関わり伸び伸びと、かつ基準高く仕事をしてもらうためにどんなことに気を付けているのかが記されています。
また嶋村吉洋さん自身の仕事に対する姿勢も伝わり、どうやって仕事をすれば結果、成果が出るのかがわかる内容となっています。
わかりやすい言葉で読みやすくあっという間に読んでしまいました。
これからもWORKOUTや人生についても学ばせていただきます。
出典:Amazon うまくいくリーダーだけが知っていること 販売ページ