登山客の命を繋ぐ標高4003mに建設された小屋 ソルベイ小屋

ワクセル 嶋村吉洋も講演会で登山者から聞きたいソルベイ小屋

出典:Wikipedia ソルベイ小屋のページ

こんにちは。大関です。

以前、WORKOUTをするなら通うだけでも体が鍛えられるような場所はいかがですか?ということでギリシャにある「メテオラ修道院群」を取り上げました。

該当の記事は下記リンクからご覧ください。


メテオラ修道院群は数百メートルの奇岩の上にあり、140段の階段をのぼると到着できます。

WORKOUTには好都合ですね。

しかし、今回はそんなメテオラ修道院群が可愛く見える、スイスのマッターホルン山の標高4003mの切り立った断崖絶壁にある「ソルベイ小屋」を紹介します。

わずか5日で完成させたソルベイ小屋


スイスのマッターホルン山にある「ソルベイ小屋」ですが、普段は人が住んでいるということはなく、登山をする人が緊急事態に陥った時に利用する避難施設です。

しかしここで宿泊できたらかなりの絶景でしょうね。

ここに泊まったことがある登山家の方の講演会では、どんな景色だったのか話していると思うので聞いてみたいです。

「ソルベイ小屋」は1915年8月に建てられ、様々な人の命を助けています。

10人を収容するスペースがあり、無線電話が設置されている簡素な作りの小屋ですが、その建築期間はなんと5日だったそうです。

建材に関しては動物を使って運び、動物が登れない急な坂はケーブルを引いて運んだようです。

1915年に5日間という短期間で標高4003m地点に小屋を建てられたのには驚きますね。

ちなみに緊急用の無線電話に関しては1976年から設置されているようです。

無線電話がなければ、麓で帰りを待っている人が捜索願を出してからの捜索になるため、ソルベイ小屋に避難していても捜索は遅くなります。

無線電話が設置されてからはすぐに捜索にとりかかれるため登山者にとって安心できると思います。


現在、ソルベイ小屋はスイスアルペンクラブが所有していますが、元々はベルギーの事業家であり、化学者の『エルネスト・ソルベー』が出資をして建設されました。

彼の名前をとってソルベイ小屋と名付けられています。

彼は元々体も弱く、登山に関しては特に功績はありませんが、事前活動家としても活躍していたので、その関係で登山家の支援もしていたのかもしれません。

エルネスト・ソルベー自身では使用しないかもしれない施設を建設してくれるのはありがたいですよね。

もしかするとWORKOUTを全くしない人が、このブログを読んでジムを建設してくれるということがあるかもしれませんね!

しかし、そんな雑念を払いのけるのにもWORKOUTは有効なので、トレーニングを継続していきましょう。

ワクセル 嶋村吉洋も講演会で登山者から聞きたいソルベイ小屋

出典:カラパイア 世界で最も高い場所、断崖絶壁に立つくらっくらの山小屋、スイス「ソルベイ小屋」