こんにちは。大関です。
以前、世界一危険なボルダリングをするなら中国の『崋山』、世界一危険なサウナなら『ダナキル砂漠』とご紹介しました。
そして今回はイギリスのノーサンバーランド北部にある、世界一危険な庭園散策スポットの『ポイズンガーデン』をご紹介します。
触れたり匂いを嗅ぐだけで人体に影響がある植物がひしめく『ポイズン・ガーデン』
『ポイズン・ガーデン』は有名な植物園の『アニック・ガーデン』に併設されている観光スポットです。
『アニック・ガーデン』は1750年にノーサンバーランド公爵のヒュー・パーシーという人物によって設計され、建てられました。
この時は毒性のある植物をテーマにした庭園はありませんでしたが、2005年に現在の管理人のジェーン・パーシー氏によって『ポイズン・ガーデン』が開園しています。
戦いの多い時期に、屋敷に忍び込む忍者のような存在を撃退するための有毒植物かと思いきや、意外と近代になってから開園したのですね。
『ポイズン・ガーデン』には毒性がある植物が100種類以上も栽培されています。
また入場ゲートにはドクロマークが描かれ、『these plants can kill(ここの植物はあなたの命を奪います)』という注意書きがあります。
毒性の強い植物というと誤って口にした時に命が危ないというイメージです。
しかし『ポイズン・ガーデン』には、軽く触れたり匂いを嗅ぐだけで命の危険がある植物も栽培されています。
なんと過去に7人の観光客が毒性のある植物の香りを吸い込んで、病院に搬送されているそうです。
なので上述のように忍者として忍び込むとかなり危険です。
しかしそれだけにWORKOUTでは身につかない洞察力と危険察知能力が鍛えられる場所となっています。
ただ、『ポイズン・ガーデン』には植物の知識が豊富なガイドがおり、美しい庭園を見ながらガイドの話に耳を傾けると楽しい時間が過ごせると思います。
毒性のある植物を多数集めた庭園というのは世界でも珍しいですよね。
なぜ『ポイズン・ガーデン』を作ったのか管理者のジェーン氏は次のように述べています。
「世界ではヒーリング効果のある植物ばかりがもてはやされるが、
毒をもった欲物の効果や危険性について知ることも重要で、
私はそれを多くの人々に知って貰うためにポイズン・ガーデンを作った」
WORKOUTをして体を鍛えることは大切ですが、様々な知識を得ることも重要ですね。
頭も体も鍛えていきましょう。