
こんにちは。大関です。
現在日本のプロ野球は日本シリーズの真っ只中です。
2025年10月30日現在はソフトバンクが3勝、阪神が1勝でソフトバンクが王手をかけ、今日にも日本一が決まるかもしれません。
僕は特に阪神びいきではないですが、両球団が3勝ずつになった方が盛り上がると思います。
阪神にとっては追い詰められた所なのでこんな時に読んだ方がいい「どん底はツキの始まり」という本をご紹介します。
行動に移らない悩みはやめて課題に取り組む

この本を書いた『西田文郎(にしだふみお)』さんにはイメージトレーニング指導者という肩書きがあります。
メンタル指導をスポーツ選手にも行っています。
本の題名にあるどん底はメンタル的に言うと、とても不快な状態ということです。
そして人間は不快と快の感情を交互に繰り返しており、この不快の時にどんな行動や考え方をすることで好転するかがこの本に書いてあります。
まずこの本の中では反省をしてはいけないと書いてあります。
「えっ!反省はしないとダメじゃない?」と僕は思いましたが、これは行動につながらない内にこもるような反省の仕方は良くないという意味です。
それよりも切り替えて失敗したことも受け入れ、失敗した原因を分析し、行動しつづけることを推奨しています。
これは僕も賛成ですね。
自分の嫌な記憶を塗り替える方法

この本の中ではメンタルを整えるために嫌な記憶を塗り替える方法も紹介されています。
どうするかというと嫌な記憶を良い記憶で塗り替えるということです。
例えば子供の頃に苦手だった食べ物が、大人になってから食べるとそこまで苦手に感じなかったということは誰しもあると思います。
そして一度食べられるようになると苦手意識はすっかりなくなっていると思います。
人間には良い記憶で塗り替えるとそれまでの苦手意識が消えるという脳の機能があります。
なのでどん底の時や追い詰められている時は、先述したように失敗を受け入れてから分析し、行動することで良い結果が出るまで再挑戦することが大事です。
良い結果が出ればそれまでの苦手意識は消えていきます。
苦手意識は問題を放置しているから抱えているのかもしれませんね。
そしてこの本の中では夢友を持つことを推奨しています。
夢友とは、何かを成し遂げるために頑張っている時に応援し合える友達のことです。
トヨタをつくった『豊田佐吉(とよたさきち)』さんは昔、折り機を動力で動かすという製品を作ろうとしていました。
その時の常識では「そんなものはできるはずがない」という認識で友人や妻から馬鹿にされていました。
しかし豊田佐吉さんの母と後妻は応援してくれたおかげで豊田佐吉さんは折れず、現在の巨大なトヨタグループの成長につながったわけです。
本日の日本シリーズで阪神は折れずに3勝ずつのタイまで持ち込むのか?
それともソフトバンクが日本一になるのかこの本を読みながら注目していきましょう。
