こんにちは。大関です。
以前、「マンガだからできるだろ」というような難しい技を、現実の世界で再現してしまった選手達を紹介しました。
「マンガの世界だからできるんだろうな」と最初から挑戦しない選択をする人は多いと思います。
でも可能性にフォーカスしてチャレンジし、体得してしまう選手には驚きを隠せません。
それも実際の試合中に再現してしまったりするのだからすごいですよね。
今回はマンガ【キン肉マン】の中で登場する必殺技の『キン肉バスター』を再現する選手を紹介します。
『キン肉バスター』は1979年から連載されている【キン肉マン】の中で、主人公のキン肉スグルが使用する技です。
この技は相手の両足を開脚した状態で、相手が逆さになるように掴んで飛び上がり、そのまま落下することで衝撃を与えます。
この落下の衝撃によって相手には首や背中、股が裂けるダメージを受けます。
この技を現実の世界で使用するのがプロレスラーの『モハメド・ヨネ』選手です。
キン肉バスターの唯一の使い手 モハメド・ヨネ選手
モハメド・ヨネ選手は本名を米山聡(よねやまさとし)さんといい、1976年2月23日に愛知県に生まれます。
実はモハメド・ヨネ選手以外にも『キン肉バスター』と同じ技を使うことができる選手はいます。
しかし著作権の関係で『キン肉バスター』という名称は使うことはできません。
この技は使用者によって技の名前が異なっています。
そんな中、モハメド・ヨネ選手は『キン肉バスター』に強いこだわりがあり、発動する時には「キンニク!」と叫んだり、自ら研究して派生技を作ったりしていました。
『キン肉バスター』は、もし決まらなかった場合には隙が大きくなり、反撃されてしまいます。
それが最大のデメリットなのですが、戦況が一気に悪くなる可能性があるにも関わらず、この技を多用していました。
そんな『キン肉バスター』への熱い情熱を【キン肉マン】の作者の『ゆでたまご』氏も感じ取っていました。
そしてゆでたまご氏によってモハメド・ヨネ選手だけに『キン肉バスター』の技名の使用を許可したという経緯がありました。
これによって『キン肉バスター』の唯一の使い手がモハメド・ヨネ選手になったということです。
スポーツを始める時にきっかけとしてマンガにハマり、実際にそのスポーツにハマるということはあると思います。
そんな元スポーツ少年にとって、憧れの技の使い手に自分がなるということはとても嬉しいことだと思います。
好きなスポーツで高いクオリティで活躍するためにWORKOUTをしていきましょう。