古田敦也が唯一負けを認める捕手 ヤディアー・モリーナ

ワクセル 嶋村吉洋もトークセッションしたいモリーナとイチロー

出典:Wikipedia ヤディアー・モリーナ選手のページ

こんにちは。大関です。

今までWORKOUT関連の記事として、個人的にすごいと思ったスポーツ選手を取り上げていましたが、今回もすごい選手の紹介です。

過去記事は下記リンクから読んでみてください。


今回は現役の選手です。

ただ今季で引退を表明している選手なので、プレーしている姿はもう見れなくなってしまいます。

それがメジャーリーグを代表する捕手で、日本の古田敦也さんが唯一負けを認めるほどの強肩の持ち主の『ヤディアー・モリーナ』選手です。

選手としても人としても素晴らしいヤディアー・モリーナ選手


ヤディアー・モリーナ選手はプエルトリコ出身で1982年7月13日に生まれました。

身長180cm体重90kg、右腕や首元にタトゥーがびっしり入っており、街中ですれ違う時は絶対に目を合わせてはいけない風貌をしています。

兄が2人おり、なんと2人ともメジャーリーグで捕手として活躍するというスポーツ一家です。

しかし3兄弟が同じポジションなので、家族や友達を混ぜて野球をすることになったら、普通人気のない捕手のポジションの取り合いがおこるのでしょうか。

兄弟3人の中でも末っ子のヤディアー・モリーナ選手の潜在能力が一番高かったようです。

日本のプロ野球には外国人助っ人がよく来ますが、捕手で活躍した選手はほとんどいなかったと思います。

理由は捕手というポジションは司令塔という役割からコミュニケーションが多く、言語の壁があるからと言われます。

しかし、古田敦也さんがいうにはボールをキャッチする能力が低く、技術面で日本の方が優れている部分もあるようです。

古田敦也さんいわく、特に盗塁をアウトにするには肩の強さよりも正確性やスローイングまでのモーションを早くすることも重要なようです。

こういった技術的な面もヤディアー・モリーナ選手は優れているようで、盗塁阻止率が.641のシーズンもありました。

ちなみに日本記録は古田敦也さんの.644です。

そして元々の肩の強さもあって捕球してから、そのまま座った姿勢でランナーをアウトにすることも得意としています。

https://youtu.be/ng745XJzeHk


日本の野球ではまず見れない光景ですよね。

そんなヤディアー・モリーナ選手とイチローさんが対戦したことがありました。

2016年7月15日、イチローさんはメジャー3000安打に残り10本と迫っている時でした。

その試合、イチローさんは代打として出場します。

球場のお客さんは大きな拍手でイチローさんを迎えました。

この時、ヤディアー・モリーナ選手はわざとホームベースの土を払うような仕草をし、中々座ろうとしませんでした。

これはヤディアー・モリーナ選手が座ってしまうとプレーが始まってしまうため、イチローさんに拍手を与える時間を作るためでした。

のちにヤディアー・モリーナ選手は

「僕たちは戦っているけど、時にああいう形で相手選手に敬意を払わなければいけない時がある」

「イチローは敵味方を超越していて、それに値する選手だ」

と発言しています。

実力を認め合ったかっこよさがありますよね。

こういった高めあえるライバルがいることは素敵なことだと思います。

まずは自身を高めるためにWORKOUTしましょう。

ワクセル 嶋村吉洋もトークセッションしたいモリーナとイチロー

出典:日刊スポーツ イチローにカージナルス捕手が再び敬意を表すプレー