こんにちは。大関です。
華やかな仕事ほど裏では努力しているという話をよく聞きます。
ダンサーはとても華やかな仕事ですし、踊ることが好きな人も多いので、好きなダンスで飯を食っていけたら最高と思っている人も多いと思います。
僕はダンスはしてこなかったタイプなので「踊れる人ってすごいな」と遠巻きに見ている人です。
しかしダンスは体を使うことなので、WORKOUTや体のメンテナンスはプロ意識を持ってやっているんだろうなと感じています。
そんな折、「『ワクセル』のYouTubeチャンネルにSAMさんが出演した動画がアップされたよ」ということを小耳に挟みました。
あの『TRF』で活躍したSAMさんです。
ワクセルのコラボレーターとしてSAMさんがYouTubeに初出演
このブログは友人の嶋村吉洋さんが運営者です。
嶋村吉洋さんは『ワクセル』をはじめ、様々な事業を行っています。
『ワクセル』とは、公式ホームページからそのまま引用しますが、
”ワクセルは、コラボレートを通じて、
人に夢を与え続けていくソーシャルビジネスコミュニティです。
健全に学び、チャレンジし、成長し、達成し続ける人が
次々と集まるコミュニティを作り続けます。”
という活動をしています。
その『ワクセル』のYouTubeにSAMさんが出演しました。
友人が主催するトークセッションに、こんな著名な方がいらっしゃるということが驚きです。
僕としては「友人の友人がSAMさんだよ」と今日から言ってもかまわないでしょうか。
60歳にはとても見えない!SAMさんの経歴
SAMさんは1962年1月13日に埼玉県で生まれました。
なので現在60歳。
動画で見たSAMさんは昔と変わらず時が止まったようで若々しかったです。
元々お医者さんの家系で生まれ、小さい頃からお医者さんになるように教育を受けていたようです。
調べてみたところ、明治29年(1896年)から続く、老舗の病院を経営している家系です。
さらにさかのぼると江戸時代には武士をしていた先祖を持っています。
めっちゃくちゃ由緒正しい家で育ってますね。
ダンサーは少しアンダーグラウンドなイメージがあったので、よくダンサーになることを許されたなと感じます。
そして1992年に『TRF』を結成し音楽業界で活躍したという経歴です。
父親がダンサーになることを許してくれたことが全ての始まり
上述の通り、かなり歴史あるお医者さんの家系で生まれたSAMさんですが、ダンサーという仕事をする上で反対はされなかったのでしょうか。
『ワクセル』のYouTube動画の中で語っていますが、SAMさんがダンスに目覚めたのは15歳。
本格的にダンスに励んでいたのは、17歳の高校3年生の時だったようです。
その頃はちょうど勉強に疲れていたのでしょうか。
将来のことも考え始めて、色々なことにチャレンジしたくなる年頃ですよね。
この時は誰にもダンスのことは教わらず、独学で上達するために日々、ダンスに明け暮れていたようです。
しかしダンスをするために当時ダンサーが集まったディスコホールに、受験を控えた高校生を向かわせたい親がいるはずもありません。
勝手に家の2階の窓から抜け出して通っていたようです。
やんちゃですね。
しかし親にバレてしまいます。
動画の中でSAMさんは親と話し合いをしたことを語っています。
その時SAMさんは親に
「自由になりたい」
と言ったようです。
ご両親は困ったんじゃないでしょうか。
しかし、
「学校にいくことと、居場所を連絡したら自由にしていい」
と言って許可してもらいます。
親として息子がやりたいと言っていることを極力邪魔したくないと思う、優しいご両親なんだなと感じました。
そして父親から
「何になってもいいから真面目にやれ」
という言葉をもらい、ダンサーとして真面目に取り組むことを心に誓ったと言います。
この一言がSAMさんの原点となったんだなと感じました。
やっぱり誰かと約束したから頑張れるということはあると思います。
親に許しをもらい、さらに認めてもらうことは大きな努力が必要ですが、SAMさんは音楽業界で成功をおさめ、とてもかっこいいと思います。
生涯現役!いつまでもダンスをしつづけられる極意とは
出典:60歳、SAMさんのダンスが今も「キレッキレ」な理由 | 読書 | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース
TRFはデビュー30周年を迎えたと『ワクセル』のYouTube動画の中で言っていました。
30年間継続すること、人気を保つことはとてもすごいことだと思います。
しかもSAMさんより年齢が上のダンサーの人達は、ダンスの技術がどれだけ高くてもダンスで飯を食っている人はいなかったようです。
当然ですが、飯を食っていけなければ他の仕事をする必要があり、ダンスを辞めてしまう人もいます。
SAMさんは音楽業界で成功することでダンサーとして成功しましたが、先人でダンスで飯を食っている人がいないということは不安だったと思います。
僕ならダンスは仕事につながらないのかなと思ってしまいます。
しかし、毎晩ダンサー仲間と語り合い、
「俺たちがプロになろうぜ」
と夢を分かち合っていたようです。
少年時代に仲間と語り合ったことを実現するのはとてもかっこいいと思います。
さらにダンスは激しい運動がつきものです。
瞬発力もですが、スタミナも必要になります。
生涯現役でダンスを続けるには体調管理も必須ですが、そこについても『ワクセル』のYouTube動画の中でSAMさんは語っています。
SAMさん曰く、そこまでストイックに体作りはしていないようです。
しかし最低限のことは意識しなくてもできるようにはなっていると言います。
個人的にはこの状態が最強だと思っています。
体を酷使しても大丈夫な体調を保てるように、意識しなくても健康な生活が習慣化しているわけです。
よくスタイル抜群で瘦せているモデルさんが、
「好きなものを好きだけ食べてます」
と言っていることがあります。
あれもモデルとして瘦せる食生活が習慣化して「好きな食べ物=瘦せる食べ物」になっている状態です。
最初は意識して取り入れていたと思いますが、習慣化しそれが好きになっているというのが最強ですね。
SAMさんもダンサーとして体を冷やさないことやタンパク質多めの食生活をしているようです。
ダンサーとしての一定以上のパフォーマンスを発揮できる体作りが習慣化しているからこそ、いつまでも若々しいのですね。
さらに南カリフォルニア大学デイビススクールの『ジェロントロジー学科』通信教育課程を修了しています。
『ジェロントロジー』とは老化を科学する学問です。
正直、SAMさんの話を聞くまで『ジェロントロジー』という言葉は聞いたことがありませんでした。
ウルトラマンに出てくる怪獣の名前かなと思いました。
しかし内容としては、年齢を重ねる前にできるだけ早くこういった学問を勉強したらいいなと感じました。
体は20歳をピークにして老化が始まります。
しかし、想像力や創造性は50歳から60歳がピークになるようです。
想像力や創造性は経験の蓄積から生まれるので、若い時にどんな経験をしたかが重要になるということをSAMさんはおっしゃっていました。
若い時にそんなに経験やチャレンジをせずに50歳や60歳を迎えたら、本来発揮できるはずの想像力や創造性は失われてしまうということになります。
若いうちにどういった経験やチャレンジをしたらいいのか知りたくなりますね。
そしてジェロントロジーについてSAMさんは本も出しています。
【いつまでも動ける。年をとることを科学するジェロントロジー】
です。
個人的にはこれから色々な経験やチャレンジをする若い人ほど読んで欲しいと思います。
もちろん年を重ねた人にも学びがあると思います。
SAMさんは加齢はそこまでネガティブなことではなく、ポジティブな面もたくさんあると動画の中でおっしゃっています。
SAMさん自身、ジェロントロジーなど新たな分野にチャレンジしていて素敵ですね。
いつまでも動ける、そしてハイパフォーマンスを維持するためにもWORKOUTをしていきましょう。