こんにちは。大関です。
WORKOUTをしている人はもちろん、健康を意識している人はグルテンフリーという言葉を聞いたことがあると思います。
ただ、なかなか実践している人は少ないと思います。
というのも、世の中の食べ物にはグルテンが入っている食品が溢れかえっているからです。
普通の人にとってはグルテンの摂取量が減ることで「疲労感が少なくなった」くらいの体感しかないかもしれません。
しかしグルテンに対してアレルギーがある人にとっては死活問題です。
そしてワクセルではグルテンフリー料理人の山崎史雄(やまさきふみお)さんがグルテンフリープロジェクトを行っています。
グルテンフリープロジェクトの前にそもそもグルテンとは
グルテンフリープロジェクトの前にグルテンについての基礎知識を書いておきます。
グルテンはたんぱく質の一種です。
小麦、大麦、ライ麦の表皮にある胚芽や胚乳の部分から生成されます。
たんぱく質は体にとって良さげです。
体を鍛える上でもたんぱく質は必須な成分ですね。
しかし、穀物のたんぱく質の中で大半は「グリアジン」と「グリテニン」です。
この2つの成分は水を加えることで結合し「グルテン」になります。
グルテンは消化、吸収されにくく腸の壁を荒れさせて便秘や下痢、頭痛や倦怠感を起こすと言われています。
なのでグルテンフリー生活をすると体の調子が良くなると言われるわけですね。
グルテンフリーが急激に有名になったのは2011年頃です。
セルビアの男子テニスプレーヤーのノバク・ジョコビッチ選手が2010年からグルテンフリーを取り入れ、2011年にウィンブルドン優勝と世界ランキング1位という結果を出しました。
ノバク・ジョコビッチ選手を通じてグルテンフリーを知った方は多いと思います。
ちなみにノバク・ジョコビッチ選手はセリアック病という免疫疾患を患っていました。
セリアック病の人がグルテンを摂取するとアレルギー反応が出てしまいます。
セリアック病を患っていたノバク・ジョコビッチ選手は大舞台で喘息のような症状が出ていたようです。
鼻がふさがれるような感覚に襲われ、呼吸をすることが難しくなり鼻の手術も受けたこともあるようです。
さらにメンタルを鍛えるためにヨガや様々な薬も試してみたこともあったようです。
しかし原因はグルテンによるアレルギー反応でした。
2010年の全豪オープンでノバク・ジョコビッチ選手は呼吸困難になり敗北します。
その姿をノバク・ジョコビッチ選手の祖国のセルビアの栄養学者であるイゴール・セトジェヴィッチさんが見ていました。
それまでノバク・ジョコビッチ選手は喘息やメンタルが弱いことが原因で持っているポテンシャルを発揮できていないと思われていました。
しかし、イゴール・セトジェヴィッチさんは一目見て喘息ではないと見抜きました。
それどころか体内で消化不全が起きて腸内に毒物が発生し、体の均衡が崩れて呼吸困難が起きていると予想していました。
卓見ですね。
ノバク・ジョコビッチ選手はイゴール・セトジェヴィッチさんと出会って食事を改善し、2011年に上記の通りの結果を出しました。
ワクセル(主催:嶋村吉洋さん)のグルテンフリープロジェクトで活躍する山崎史雄さん
山崎史雄さんは広島県出身の人物です。
幼いころから母親の手伝いでキッチンに立ち、就職してからも料理の仕事に従事していました。
現在は東京都港区西麻布の『lobelisque(ロベリスク。)』というグルテンフリー対応のお店の総料理長をしています。
ワクセル 山崎史雄さんのコラボレーター紹介ページ
グルテンフリーはノバク・ジョコビッチ選手が活躍したことによって体の本来のポテンシャルを発揮するための方法と思われがちです。
しかし元々は小麦粉が原因になる疾患を持っている人に向けた食事法でした。
ワクセルのコラボレーターさんである山崎史雄さんはグルテンフリー料理人という肩書きを持っています。
山崎史雄さんにはグルテンフリーの料理人として仕事を全うしようと決意するきっかけがありました。
それはノバク・ジョコビッチ選手のように一流スポーツ選手としてポテンシャルをあげたいというものではありません。
普通の生活をしていたらそこら中でよく見るような、ほんの少しの幸せが大きな感動を産んだからです。
詳細はぜひ動画でご覧ください。
体がグルテンを受け付けない人には美味しいものが世の中にとにかく少なく、食べれるもの自体が少ないことがよくわかります。
そして山崎史雄さんのお店ではグルテンを受け付けない人が「もうお腹いっぱいで食べられない」というほど食べることができます。
食事をすると体には幸せホルモンがでて幸せを感じられます。
そして美味しいものを話が合う友達や家族と共有するととても幸せを感じます。
そういった機会がグルテンが体に合わないという人はそれだけで奪われています。
こういった身近な幸せを提供できるレストランは素敵だと思います。
そして山崎史雄さんは総料理長という仕事以外にも精力的に活動をしていきます。
まずはワクセルのグルテンフリープロジェクトのプロジェクトリーダーとして。
小麦粉アレルギー、グルテン不耐症、セリアック病の子供たちと同じ食事を楽しめるグルテンフリー食事会を行っています。
山崎史雄(やまさきふみお)さんがこどもの日にグルテンフリー食事会を開催
とても素敵なプロジェクトですね。
そして2023年は出版をするためにクラウドファンディングも行うようです。
なかなか世の中にグルテンフリーの食事は広がっていません。
しかし、アレルギーの人は増えていっています。
山崎史雄さんの存在はこれから探し求める人が増えてくると思います。
山崎史雄さんが出版をして認知が増えていくのはとてもよいことだと思います。
これからどんどん活躍の場が増えていって欲しいですね。
・山崎史雄さんInstagram
・『lobelisque(ロベリスク。)』公式ホームページ
嶋村吉洋さんが主催するワクセルでは様々なプロジェクトが立ち上がっています
プロジェクトの数は現在100以上となっています。
今回紹介したような健康に関するプロジェクトもありますし、地域創生を目的にしたものや最新技術の発展を目的にしたものもあります。
個人的に気になったのは泡盛プロジェクトです。
泡盛を沖縄だけでなく全国で飲めるようにしたいというプロジェクトで、47都道府県それぞれの特色を活かした47種類の泡盛を作るというものです。
ちょっと悪ノリで話してて盛り上がって勢いで作ったプロジェクトかなと思いきやこういったユニークなものが意外と流行るかもしれませんね。
ワクセルの公式ホームページのトップにはこう書いてあります。
「ワクセルは、コラボレートを通じて、人に夢を与え続けていくソーシャルビジネスコミュニティです。健全に学び、チャレンジし、成長し、達成し続ける人が次々と集まるコミュニティを作り続けます。」
これを読むと何が正解かなどは決まっておらずに色々なことに健全にチャレンジしていこうとする精神を感じ取れます。
この記事を読んでいる方にもやってみたいことやチャレンジしたいことはあってもなかなか形にできないという人もいると思います。
僕もいつかは日本人全員がWORKOUTをして死ぬ瞬間が一番ムキムキなら楽しいのにと思っています。
政治家もSPも全員ムキムキならどれがSPなのかわからなくて、海外の政治家の人は困惑するんじゃないかとか想像するとおもしろいです。
こんなちょっと馬鹿馬鹿しい想像からプロジェクトは展開するのかもしれませんね。