オードリーの春日さん 世界でSODAMANとして認知されてしまう

嶋村吉洋さんが主催するワクセルで対談したい春日さん

出典:オリコンニュース

こんにちは。大関です。

日本から世界に羽ばたいて活躍しているお笑い芸人さんは少ないです。

理由は言語の壁があるからですね。

ただ、音や動きで笑いをとる芸人さんは海外でも人気がありますね。

しかし、普段はトークで活躍するお笑い芸人さんでも体を張っていると海外でも注目されることがあります。

例えばダウンタウンさんは普段はトークで笑いをとり、トーク力でお笑い界で押しも押されもしない大御所となりました。

しかし一昔前に「サイレント図書館」というコンテンツが海外でウケて、たくさん模倣されるということがありました。

「サイレント図書館」は「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで」という番組の中のコーナーの一つです。

声を発してはいけない図書館という設定で簡単なゲームをし、負けたら様々な罰ゲームを受けるというものです。

K-1ファイターのアーネストホーストさんや脚本家の三谷幸喜さんなど、普段バラエティーに出ないような人が出演して鼻わさびなどに挑戦する姿は最高です。

やはりわかりやすいものや万国共通で共感できるものは海を超えることがあります。

いつか翻訳機などの進歩で漫才などの言葉の笑いも世界に理解してもらえたらと思いますね。

しかし最近、音や動きは関係ないのに海外で人気が出たお笑い芸人さんがいます。

それが『オードリー春日』さんです。

オードリーの春日さんの経歴や超人的なエピソード

嶋村吉洋さんが主催するワクセルで対談したい春日さん


もう知っている方も多いと思いますが、改めてオードリーの春日さんの経歴をおさらいしてみます。

春日さんは1979年2月9日に埼玉県に生まれました。

本名は春日俊彰(かすがとしあき)さんです。

そして2000年に芸人としてのキャリアをスタートします。

この時のコンビ名は「ナイスミドル」。

相方の若林さんとの出会いは、日本大学第二中学校・高等学校の同級生で中学二年生の時からの友人だそうです。

コンビ結成の時はお互いに大学生でした。

そして2005年から『オードリー』名義になっています。

そこから順調にテレビ出演が増え、2009年の新語・流行語大賞にノミネートされた「トゥース!」などのギャグでお茶の間の人気者となりました。

春日さんの才能はお笑いだけでなくスポーツでも発揮されています。

まず趣味は様々ありますが、その中の1つはWORKOUTです。

春日さんは鍛え抜かれた体を持っています。

いつもピンクベストを着ていますが、服の上からわかるくらいのガタイの良さです。

中学時代は水泳部に所属しており、コンビ名が『オードリー』になった1年後に出演した「Qさま」という番組で潜水の企画があり、当時の日本歴代2位という公式記録を出しています。

そして2007年にはK-1に挑戦しました。

K-1のトライアウト受験し、結果は準合格。

準合格とはその時点では不合格な実力だが、潜在能力が秀でているということです。

戦績こそ振るいませんでしたが、例えば子供の頃からやっていたらどうなっていたのでしょう。

格闘技に全振りしていた場合の春日さんも見てみたかったですね。

そして2013年からはボディビルにも挑戦。

1年目の大会での成績は振るいませんでしたが、見事に鍛え抜かれた体を披露しています。

翌、2年目には75kg級に出場し決勝に進出し、5位となっています。

この時、36歳。

すごいですね。

さらにボディビルと並行でフィンスイミングにも挑戦しています。

フィンスイミングとはフィン(足ひれ)をつけて行う水泳競技です。

フィンスイミングではなんと2年連続で日本代表として選ばれて世界大会に出場し1年目は銅メダル、2年目は銀メダルを獲得しています。

元々中学時代は水泳部に所属していたとはいえ、やはり才能もあったのかなと思います。

さらにさらにフィンスイミングで銀メダルを獲得した翌月に、全日本社会人レスリング選手権大会に出場し4位入賞を果たしています。

もちろんお笑い芸人としての仕事もしていて多忙なはずなのに、どうやって肉体のメンテナンスをし、鍛える時間を確保しているのでしょうか。

日本での活躍だけ見ていると「トゥース!」や「アパー!」や「鬼瓦」のイメージが強いと思います。

またはIKEAの630万回の耐久性テストをクリアした椅子を、生放送で壊した人というイメージが強いかもしれません。

ちなみにIKEAの椅子に関しては壊したことで逆に広告宣伝効果が高くなり、IKEAの担当者には感謝されたようです。

絶対壊れないという説明をしておいて生放送で壊れたら話題になりますもんね。

しかしスポーツの成績を見ると超人じみています。

そして年齢を重ねて成績が下がるどころか、どんどん上達していることがわかります。

フィンスイミングに関してはすでに『世界の春日』さんと呼んで差支えないですね。

世界の春日の世界デビュー

嶋村吉洋さんが主催するワクセルで対談したい春日さん


上述の通り春日さんにとってすでに日本という土地では小さすぎると思うほど大きな人物です。

しかし最近スポーツ以外で春日さんが海を渡って世界で話題となりました。

きっかけはオードリーのお2人が司会をするNHKの「100カメ」という番組です。

この番組の中でアニメ『進撃の巨人』の制作スタジオの「MAPPA」に密着取材をするという特集がありました。

アニメ『進撃の巨人』は海外でも人気の日本のアニメコンテンツです。

しかし『進撃の巨人』の完結編の情報がまだ出ておらず、海外ファンが情報に飢えているタイミングでした。

そこにNHKの「100カメ」が特集をし、番組の中で原画が少し映っていたこともあり海外ファンが歓喜したということです。

そして特集が終わり、予告映像になった時に司会のオードリーの2人が

若林さん「100カメはまだまだ続きます。」

春日さん「そうだ。」

と言いました。

この時の春日さんの「そうだ。」と言った部分が海外で徐々にウケて話題になりました。

現在では「SODA」「SODAMAN」としてネットミーム化しています。

ミームとは定番の面白いものという意味合いです。

つまり広く認知されていなければミームになることはできません。

そして「SODA」をきっかけに春日さんが鬼瓦で変顔をしていることやボディビルダーとして活躍していたことも海外ファンに掘り起こされます。

ボディビルをしている写真は「『進撃の巨人』に出てくる巨人のようだ」と話題になったようです。

無垢の巨人は鍛えられていないので、鎧の巨人でしょうか。

春日さんは世界では巨人としていじられています。

さらに純粋に春日さんのファンになった人もいたようですね。

ただその場合はお笑い芸人の春日さんとしてではなく「SODAMAN」としてのファンのようですが。

この反響に味をしめたNHKの「100カメ」は公式Twitterの投稿で「SODA!」という文言を使いました。

これには海外ファンもミームが公式に受け入れられたということで歓喜していました。

春日さん効果でより『進撃の巨人』も注目され日本のアニメもお笑いも盛り上がって欲しいですね。

経歴の所に書きませんでしたが、実は春日さんは高校の時はアメフト部でした。

そして代表的なギャグの「トゥース!」は高校時代のアメフト部での掛け声だったそうです。

お笑いの中にもスポーツが混ざっていたのですね。

スポーツ選手としてもお笑い芸人としても世界に通用する春日さんの活躍を改めて注目してみましょう。

嶋村吉洋さんが主催するワクセルで対談したい春日さん

出典:オードリー春日さん、海外のアニメファンの間で『SODA MAN』としてネットミーム化してしまう – Togetter